2025年夏ドラマ『誘拐の日』が、7月8日（火）夜9時からテレビ朝日系でスタートします。
主演は斎藤工さん。
久しぶりの主演のような気がします。
“誘拐犯×天才少女”という異色の組み合わせに、すでに注目が集まっています。
物語の軸は、“心臓病の娘を救うために誘拐を決意する父親”という重いテーマ。
ところが第1話では、ターゲットの少女・凛が突然倒れ
さらに記憶喪失になるという予想外の展開が待っています。
ネット上では「子役の永尾柚乃ちゃん気になる！」
「記憶喪失がミステリーの鍵？」といった声もあるようです。
天才子役が天才少女を演じるのもまた見どころではないでしょうか。
テンポの良さとともに
「この父と娘のような関係がどこへ向かうのか」と想像をかき立てる人が多い印象です。
実はこのドラマ、韓国で大ヒットしたドラマ『誘拐の日』（2023年ASTORY制作）を原作にしており、
“二転三転するスピーディーな展開”と、
“愛を知らない少女と不器用な男の交流”が話題となった作品なんです。
今回は、第1話の注目ポイントを整理しながら
「なぜあのとき嘘をついたのか？」
「凛の正体にどんな伏線があるのか？」という視点から考察していきます。
放送前にチェックしておきたいポイントを一緒に整理してみませんか？
記憶喪失の凛が飛び出した意味とは？
『誘拐の日』の第1話で描かれるのは、
誘拐のターゲットである少女・凛が突然道路に飛び出してきたという衝撃のシーン。
放送前の情報によれば、彼女はその場で気を失い、偶然にも“誘拐犯”である新庄と出会うことになるようです。
ここで気になるのは、なぜ彼女がひとりでそんな場所にいたのか？という点。
事故を装って逃げ出したのか、それとも誰かに追われていたのか…。
何らかの“裏”があるようにも見えますし、予告の雰囲気からしても、不穏な空気を感じさせます。
予告映像やあらすじを読む限り、凛はその後、記憶を失ってしまうとのこと。
これもまた偶然なのか、それとも何者かの関与があったのか…。
記憶喪失という展開には、物語全体のカギが隠されていそうです。
さらに注目したいのは、この記憶喪失が“新庄の心を揺さぶるきっかけ”になっていること。
本来なら誘拐犯とターゲットという立場であるはずのふたりが、どこか運命的に出会ってしまう。
この“偶然”に見える出来事が、本当に偶然なのか…
という視点で見ていくと、ドラマの見方も少し変わってくるかもしれません。
初回放送では、この出来事がどんな意味を持つのかがじっくり描かれるはず。
凛の行動の裏側に、どんな事情や秘密があるのか。
想像をふくらませながら、放送を楽しみに待ちたいですね。
「パパだ」と名乗った新庄の心理とは？
『誘拐の日』第1話では、誘拐のターゲットである少女・凛が記憶を失ってしまい、
彼女にとっさに「自分がパパだ」と嘘をつく展開が描かれるようです。
この設定だけでもドラマの緊張感が伝わってきますが、気になるのは、なぜ新庄がそんな大胆な行動に出たのかという点です。
放送前の情報から考えると、新庄はもともと“人を誘拐できるような人物ではない”ことがわかります。
娘の治療費を工面するため、妻に言われてしぶしぶ犯行に及んだものの、本心ではずっと迷っていたようです。
そんな彼が「父親のふりをする」という決断をした背景には、
単なる逃げやごまかしではない複雑な感情があるのかもしれません。
おそらく、新庄は凛の混乱した様子を見て、“娘・芽生”と重ねてしまったのではないでしょうか。
倒れていた子どもを見捨てられなかった優しさと、あの場をどうにか取り繕いたいという焦り。
その間に芽生えた“父親の顔”のようなものが、思わず出てしまった…という見方もできそうです。
また、記憶を失った凛にとって、新庄の言葉は唯一の“居場所”になってしまうわけで、その責任を
新庄がどう受け止めていくのかも注目ポイントです。
初回放送では、新庄の表情や言葉のトーンから、その心の揺れがどこまで見えてくるのか。
嘘から始まった関係が、どんな方向に転がっていくのか…。
この“たったひと言”の裏にある新庄の葛藤に、ぜひ注目して見てみたいですね。
凛は本当に“何も覚えていない”のか？
『誘拐の日』で重要な鍵となりそうなのが、少女・凛の「記憶喪失」という設定です。
誘拐のターゲットであるはずの凛が事故の直後に倒れ、
目を覚ましたときには「私は誰なの？」と発した――というのが、公式の事前情報にも記されています。
ただ、その展開を知ったとき、
多くの視聴者が思わず「本当に記憶を失っているのかな？」と疑ってしまう人もいるのではないでしょうか。
というのも、凛はその後、新庄に対して“素直についていく”だけでなく、多言語を操り、発想も鋭い“天才少女”であることが明かされるのです。
そう考えると、記憶をなくしているのに冷静だったり、判断が的確すぎたり…という
描写があれば、それはむしろ“演技”を疑いたくなってしまうところ。
また、記憶がなくても本能的に「この人は本当の父親じゃない」と感じている可能性もありますよね。
もちろん、予告やあらすじだけでは断定はできません。
でも、記憶喪失という状態がドラマの中で「真実のズレ」や「信頼の揺らぎ」として描かれる可能性は十分にありそうです。
もし凛が最初から新庄の嘘に気づいていたとしたら――。
そのとき彼女はなぜ黙っていたのか？どこまでが本当で、どこからが演技なのか？
初回から、そんな“目線の違和感”にも注目しながら見ていくと、新しい発見があるかもしれませんね。
凛の両親殺害は“偶然”か“計画”か？
第1話のあらすじによると、主人公・新庄が凛の父親に電話をかけた直後、その両親が何者かに殺害されていた…という衝撃的な展開が待っているようです。
まさにタイミングが重なりすぎているこの事件、はたして本当に「偶然」だったのでしょうか？
新庄の計画は“誘拐”であって、殺害までは含まれていません。
彼自身も、お人よしで踏み切れない性格だと公式でも語られており、
殺人を犯すようなタイプではなさそうです。
そんな新庄が、誘拐直後にいきなり殺人容疑までかけられてしまうというのは、あまりにも出来すぎた流れにも見えます。
また、凛の両親は病院長夫妻という立場。裕福でありながら、何らかの秘密を抱えていた可能性もありそうです。
凛を狙う“正体不明の男たち”が登場することもわかっており、
もしかすると――最初から凛の家庭を狙った別の勢力がいたのかもしれません。
この事件が「新庄の誘拐計画に便乗した第三者によるもの」だとしたら…。
一見バラバラに見える出来事が、実はひとつの目的に向かって動いているとしたら…。
そう考えると、物語全体がサスペンスからミステリーへと深まっていく予感がします。
初回の放送では、殺害された両親の背景や、
“なぜこのタイミングだったのか”という部分が少しずつ見えてくるかもしれません。
誘拐と殺人がどう交差していくのか、注意深く見守ってみたいですね。
まとめ｜“偽りの親子”の行方が気になる初回
『誘拐の日』は、“娘を救いたい父”と“記憶を失った少女”という、普通ではありえない形で始まる物語です。
第1話では、偶然に見える出来事がいくつも重なり、その裏に何か大きな意図があるのでは？
と思わせる展開が予想されています。
特に気になるのは、凛が記憶をなくしていること、
そして新庄がその子に「パパだ」と名乗ったこと。
たった一つの嘘が、ふたりの関係をどう変えていくのか…。
この“偽りの親子関係”が今後のストーリーの軸になりそうです。
また、凛の両親が殺害されたという事件も、偶然とは思えないタイミングで起こっています。
新庄が容疑者として追われる一方で、凛自身も何者かに狙われているという構図から、
ドラマは“逃避行×真相解明”という二重のサスペンスに展開していく気配があります。
どちらも“誰かのためについた嘘”を起点にしている点も印象的です。
人間味のある新庄の選択と、年齢を超えて鋭い視点を持つ凛の言動。
そのコントラストが、ドラマをより深く魅せてくれそうですね。
放送を前に、ふたりの距離感や隠された真実に注目しながら、
じっくり見守ってみたいと思います。
その後の展開考察やキャスト情報も、順次ブログで紹介していきますね！
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