岸本鮎佳(きしもとあゆか) さんは
ドラマ 6月21日(土)NHKで「ひとりでしにたい」に
山口鳴海(綾瀬はるか)同僚の松岡陽子役で出演しています。
神奈川県出身の彼女は、2013年に演劇ユニット「艶∞ポリス(つやポリス)」を立ち上げ
以降は脚本・演出・出演のすべてを一人で手がけてきました。
舞台を中心に活躍してきた実力派でありながら
最近ではテレビドラマや映画など映像作品にもその活動の場を広げています。
脚本家としては
テレビドラマ『健康で文化的な最低限度の生活』
『私のおじさん〜WATAOJI〜』などに携わり
近年では『今夜は…純烈』『ディアマイベイビー』などの連続ドラマにも参加。
さらに、2025年夏ドラマ『ひとりでしにたい』では女優としても登場し
同僚・松岡陽子役を演じています。
こうした経歴を客観的に見ると、岸本さんは舞台で培った表現力を映像の世界でも活かし
“書いて・演じて・創る”という三つの軸で存在感を発揮してきた印象があります。
演出家としての視点を持ちながら演じることで
細部まで神経の行き届いた表現が可能になっているのかもしれません。
主観的には、『ひとりでしにたい』で見せた自然体の演技や佇まいに
舞台出身ならではの深みを感じました。
今後、彼女がどのようにドラマ界で羽ばたいていくのか、静かな注目が集まりそうです。
岸本鮎佳 ドラマでの注目度は?プロフィールと経歴まとめ
岸本鮎佳(きしもとあゆか)さんは、1984年3月22日生まれ、神奈川県出身の劇作家・脚本家・演出家・女優です。
2013年に自身の演劇ユニット「艶∞ポリス」を旗揚げし、脚本・演出・出演をすべて一人で担うスタイルで注目を集めてきました。
文化女子大学に在学中から表現の世界に入り、26歳頃から小劇場での活動を本格化。
艶∞ポリスの公演は満員となることも多く、2023年には劇団10周年&新宿シアタートップス進出という節目も迎えました。
ドラマでは2017年『Love or Not』で脚本家デビューし、
その後『健康で文化的な最低限度の生活』『私のおじさん〜WATAOJI〜』などに参加。
近年は『今夜は…純烈』『ディアマイベイビー』で全話脚本を担当し、映像作品での存在感も高まっています。
また、2025年夏のNHKドラマ『ひとりでしにたい』では松岡陽子役で出演。
舞台仕込みの山口鳴海(綾瀬はるか)への突っ込みがなかなかいいですよね。
私はこの二人岸本鮎佳さんと綾瀬はるかさんのやりとりが結構気に入っています。
客観的に見ると、“書く・演じる・創る”の三軸で地道に実績を積み重ねてきた岸本鮎佳さんは、映像の世界でも着実に評価を高めている印象です。
特に2025年は、脚本と俳優の両軸で活躍する姿が目立ち始め、今後の展開にも注目が集まってくるのではないでしょうか。
岸本鮎佳 ドラマ出演作一覧|舞台・映画での活躍も紹介
ドラマ出演・脚本経験(映像ジャンル)
- 『Love or Not』(フジテレビ・2017年) – 脚本家デビュー作品
- 『健康で文化的な最低限度の生活』(関西テレビ・2018年)
- 『私のおじさん〜WATAOJI〜』(テレビ朝日・2019年)
- 『劇団スフィア・血塗られたブラジャー』(TOKYO MX・2019年)
- 『LINEの答えあわせ〜男と女の勘違い〜』(読売テレビ・2020年)
- 『年下彼氏』(テレビ朝日・2020年) – 脚本家、俳優
- 『だから私はメイクする』(Paravi・2020年) – 監督、演出
- 『主夫メゾン』(TELASA・2021年)
- 『悪女のすべて』(BS松竹東急・2022年)~『バツイチ2人は未定な関係』『インターホンが鳴るとき』(2023年)など
- 『夫の家庭を壊すまで』(2024年)
- 『今夜は…純烈』『ディアマイベイビー~私があなたを支配するまで~』(テレビ東京・2025年)
女優としての出演作品
- 『年下彼氏』(テレビ朝日・2020年)
- 『悪女のすべて』(BS松竹東急・2022年)~『バツイチ2人は未定な関係』『インターホンが鳴るとき』(2023年)など
- 『ひとりでしにたい』(NHK・2025年6月~)
映画やその他映像
- 映画『たぶん』(2020年) – 脚本
- 『夫の家庭を壊すまで』(2024年)
舞台との両立と映像へ広がる表現力
舞台(艶∞ポリス活動や外部公演での脚本・演出・出演)と並行しながら、幅広い役割を果たしてきた岸本さん。女優としての世界に加え、活動の幅を大きく広げています。
岸本鮎佳 ドラマ『ひとりでしにたい』での役柄と魅力
NHK土曜ドラマ『ひとりでしにたい』で
岸本鮎佳(きしもとあゆか)さんが演じる松岡陽子は、主人公・鳴海の職場での同僚です。
母の介護をしながら働く背景を持ち
経験に裏打ちされた落ち着きと実直さが見る人に安心感を与える役どころです。
演技はけっして派手ではなく
目線や息づかい
姿勢のわずかな揺らぎから感情が伝わってきます。
セリフの裏にある思いやりや気遣いが
松岡の存在を“現実感ある同僚”へ育てています。
画面外のやりとりも含め、役者としての応用力が伺える演出でした。
松岡が画面にいるだけで職場の空気に優しい緩急が生まれ
見る側も自然と安心できるような雰囲気が漂います。
その柔らかな居心地がドラマ全体の“生活感”を支え
視聴者にとっても寄り添いやすいキャラクターとなっています。
脇に回る地味な役どころにもかかわらず、
岸本鮎佳さんの細かな表現力が光り松岡という人物に“立つ厚み”を与えています。
舞台出身ならではの表現の丁寧さが、映像の中でもそのまま活きていると感じました。
今後は、松岡がまた違った表情や一言を見せることで
鳴海との関係性にも少しずつ色合いが生まれていきそうです。
岸本鮎佳さんの存在が、作品の静かな引力として今後さらに深まっていく予感があります
岸本鮎佳 ドラマ以外の活動|脚本家としての実績も注目
岸本鮎佳(きしもとあゆか)さんは、ドラマ出演や脚本以外にも、舞台や映画、配信作品など
さまざまな分野で活動を続けています。
2013年には演劇ユニット「艶∞ポリス(つやポリス)」を立ち上げ
これまでほとんどの公演で脚本・演出・出演をひとりで手がけてきました。
艶∞ポリスの作品は
日常の中にユーモアや少し不思議な空気をまぜた会話劇として知られています。
劇団外でも複数の舞台で脚本や演出を担当し、少しずつ活躍の場を広げてきました。
商業劇場での上演や外部からの依頼作品も増えており
演出家としての信頼も積み重ねているようです。
また、映画『たぶん』では脚本を担当し、
短編映画やオーディオドラマ
ミュージックビデオの演出など
映像表現にも積極的に取り組んでいます。
最近では雑誌への寄稿やイベント出演、ラジオでのトークなど
言葉を使った発信にも力を入れているようです。
舞台で培ってきた会話のテンポや人物の描き分けは
映像脚本にも自然に活かされていて
登場人物の輪郭をやわらかく浮かび上がらせる演出に繋がっているように感じます。
こうして見ると、岸本鮎佳さんは
「書く」「演じる」「創る」のすべてに向き合いながら、
自分のペースで表現の幅を広げている印象があります。
まとめ|岸本鮎佳 ドラマでの存在感と今後に期待
岸本鮎佳(きしもとあゆか)さんは
これまで舞台を中心に脚本・演出・出演を一手に担いながら
じっくりと経験を重ねてきた方です。
その確かな土台が、映像作品にも自然と広がりを見せはじめています。
2025年夏のドラマ『ひとりでしにたい』での松岡陽子役では、
控えめながらも岸本鮎佳さんの演技は観る人のこころに
存在感が強く印象に残るのではないでしょうか。
また、脚本家としても継続的に作品を手がけており
会話の空気や人と人との距離感を描く力に定評があるようです。
映像や舞台、ジャンルを問わずに表現を楽しむ姿勢が感じられ
そこに惹かれる人も少なくないのではないでしょうか。
ドラマという場での岸本鮎佳さんは、派手に目立つタイプではないかもしれません。
でも、その穏やかさや芯のある自然な姿が
これからもっと映像の中で深く活かされていくような気がします。
これからどんな役を演じ、どんな物語を生み出していくのか。
しっかりと楽しみにしていたい、そんな気持ちにさせてくれる俳優・脚本家のひとりです。
今後は主役級の出演や
自身が脚本を手がけた作品への出演など
表現者としての一体感ある活動にも期待が高まります。
多くを語らずとも空気を変える存在として
さらに注目が集まっていくかもしれません。
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