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しあわせな結婚5話ネタバレ|キャスト杉野遥亮が演じる黒川の恋心とは?

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『しあわせな結婚』第5話では、物語が大きく動き出します。

これまで胸の奥に秘めてきた過去と向き合う決意を固めた原田ネルラ(松たか子)が、父・鈴木寛(段田安則)に“あの事件”の真相を問いかけるところから物語は始まります。

布勢夕人(玉置玲央)殺害の真犯人は誰なのか――父と娘は長い間、お互いを疑いながらも真実を確かめられずにいました。

しかし今回、誘拐偽装という衝撃の事実と、互いが互いを守ろうとしていた想いが明らかになります。

そんな中、ネルラを助けた刑事・黒川竜司(杉野遥亮)の心にも変化が。15年前から抱えていた想いに気づき、これまでの“容疑者を追う刑事”から“好きな人を守る存在”へと立場を変えていきます。

一方、夫・原田幸太郎(阿部サダヲ)は複雑な感情を抱えながらも黒川と手を組むことに。

さらに、第5話では松崎しげるが本人役で登場し、「愛のメモリー」の熱唱シーンが物語に彩りを添えます。

深まる人間関係の機微と、事件の真相解明への布石が散りばめられた今回。

キャスト陣の表情や台詞回しにも注目しながら、第5話のあらすじ(ネタバレ)と見どころを詳しく紹介します。

視聴後にもう一度振り返りたくなる、濃密な45分間でした。

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しあわせな結婚 あらすじ(ネタバレ)|ネルラと父、15年の誤解が解ける瞬間

父・鈴木寛(段田安則)に会いに行ったネルラ(松たか子)は、ついに長年胸に秘めてきた疑問をぶつけます。

「布勢夕人(玉置玲央)を殺したのはあなたなの?」

しかし問いかけた直後、寛は突然腹を押さえて苦しみ始め、場は一気に緊迫。動揺したネルラは、叔父の考(岡部たかし)や弟のレオ(板垣李光人)に連絡するも繋がらず、最終的に刑事の黒川竜司(杉野遥亮)へ助けを求めます。


病院に駆けつけた夫・幸太郎(阿部サダヲ)は、妻が自分ではなく黒川に連絡したことに複雑な思いを抱きます。

ネルラは「知らなかったから」と説明するだけで、特に弁解はしませんが、その距離感が幸太郎の胸に小さな棘を残します。

やがてネルラは、事件直後の事情聴取でひとつだけ警察に嘘をついていたと告白。

父と自分だけが知る“秘密”とは、かつて布勢が弟・レオの誘拐を偽装したという過去でした。

指定の場所に大金を持参した寛の前には誰もおらず、レオは家で無事に遊んでいたのです。

ネルラが布勢を問い詰めると、逆に寛の発言が彼のプライドを深く傷つけたと告げられます。

このやり取りが、布勢が亡くなった日に二人が激しくもめた理由でした。

互いに相手が犯人だと信じ込み、15年間も誤解し続けた父と娘。

しかし今回の対話で、二人の疑いはようやく晴れ、長い年月を縛っていた鎖が静かに解けていきます。

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しあわせな結婚 ネタバレ|幸太郎と黒川、ネルラをめぐる複雑な感情

病院で、妻ネルラ(松たか子)のそばに黒川竜司(杉野遥亮)が立っている光景を見た原田幸太郎(阿部サダヲ)の胸中は穏やかではありません。

自分は家にいたのに、彼女は迷わず黒川を頼った――その事実が、嫉妬にも似たざらついた感情を呼び起こします。

ネルラは「知らなかったから」と淡々と返すだけで、言い訳もせず、感情を揺らす様子を見せません。

だが、言葉にしない距離感こそが、幸太郎の心をかき乱していきます。

一方の黒川は、ネルラから父との間にあった“秘密”を聞かされ、事件の核心に近づく新たな人物の存在を知ります。

しかし証拠は何一つなく、捜査の行き詰まりを感じながらも、黒川の心は妙な高揚感に包まれていました。

幸太郎はそんな黒川を呼び出し、「惚れた女のために一緒に戦いましょう」と挑発とも取れる言葉を放ちます。

まるで検事のような口ぶりで指示を出す幸太郎と、それを真っ直ぐ受け止める黒川。

二人の間には、ネルラを中心とした奇妙な同盟関係が成立します。

しかし、この同盟は純粋な協力関係とは言い難いもの。

幸太郎にとって黒川は、妻を奪うかもしれない存在でありながら、真相を突き止めるための頼れる手段でもあります。

黒川にとって幸太郎は、ライバルであり、同時にネルラを守るために手を組むべき相手。

この複雑な感情が絡み合う関係性は、第5話後半以降の展開において大きな火種となっていく予感を漂わせます。

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しあわせな結婚 あらすじ(ネタバレ)|誘拐偽装と父のプライドを傷つけた出来事

ネルラ(松たか子)が父・寛(段田安則)に打ち明けた“ひとつだけ警察に嘘をついたこと”――それは、かつて布勢夕人(玉置玲央)が弟・レオ(板垣李光人)の誘拐を偽装したという衝撃の事実でした。

脅迫を受けた寛は、指示通り1,000万円の現金を持って指定の場所へ向かいます。

だが、そこには誰もおらず、レオは家で無事に遊んでいたのです。

この不可解な出来事にネルラは布勢を問い詰めますが、彼の口から飛び出したのは意外な反論でした。
布勢によれば、誘拐偽装の背景には寛との確執があったといいます。

かつて布勢は、ネルラのためにももっと良い暮らしをしたいと願い、イタリアンレストラン開業の資金援助を寛に頼みました。

しかし返ってきた言葉は「贋作でも何でも描いて金を稼げ」という、画家としての誇りを踏みにじるもの。布勢にとって、それは誘拐の脅迫よりも深く心を傷つける屈辱でした。

そして布勢が命を落としたあの日、表向きは女性関係のトラブルとされていた口論は、実際にはこの件が引き金になっていたのです。

ネルラは父が布勢を殺したのではと疑い、父はネルラが布勢を手にかけたのではと疑う――そんな誤解が15年間続いていました。

しかし今回、互いの胸の内を初めて明かしたことで、その長い誤解は解消。親子を隔てていた見えない壁が静かに崩れ落ち、事件の全貌解明へと一歩近づくことになりました。

ここでちょっと一息アラカンサヲリのひとこと(感想)

いやもう…父と娘の15年越しの誤解が解けた瞬間、胸がじんわり温かくなりましたよ。

あの沈黙の年月を想像するだけで切なくて、二人がどれほど心の中で言葉を飲み込んできたのかと思うと、涙腺が危険でした。

布勢の誘拐偽装や、父のプライドをえぐるような一言まで絡むことで、事件の背景は想像以上に複雑で、人間くさい。

これまでのわだかまりが一気に溶けていく様子は、まるで冬の空がふっと晴れる瞬間みたいで、見ているこちらまで深呼吸したくなりました。

思わず画面越しに「よかった…」と声が漏れ、同時に“もっと早く話せていれば”という悔しさもこみ上げた、第5話屈指の名場面でした。

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しあわせな結婚 ネタバレ|黒川が15年越しに気づいた恋心

これまでネルラ(松たか子)を執拗に追いかける刑事として描かれてきた黒川竜司(杉野遥亮)ですが、第5話でその視線の裏に潜む本心が明らかになります。

彼の記憶は15年前にさかのぼります。

布勢夕人(玉置玲央)が亡くなった現場にいた少女――それが、当時のネルラでした。

その時の光景が強烈に焼き付き、彼の中で「彼女を知りたい」という思いが芽生え、やがてそれは恋心へと変わっていたのです。

これまで黒川は、ネルラを“容疑者”として追ってきました。

しかし事件の真相を探る中で、彼女の言動や背負ってきた重荷を知るたび、無意識のうちにその想いは深まっていきます。

第5話で彼はついに自覚します――自分は彼女を守りたいと。

病院での一件や、父との長年の誤解が解ける姿を見届けた黒川は、彼女の孤独や強さ、そして脆さに強く惹かれていきます。

終盤、道を歩くネルラの前に現れた黒川は真っ直ぐな眼差しで「真犯人は自分が見つけます。あなたのために」と宣言。

これまでの職務的な言葉とは明らかに違う、個人的な想いが滲む一言でした。
この瞬間、物語は大きな転換点を迎えます。

前半戦では追う立場だった黒川が、後半戦ではネルラを支える立場へと変化する。

この“立場の逆転”は、事件解明の行方だけでなく、三角関係の火種としても波紋を広げていきそうです。

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しあわせな結婚 あらすじ(ネタバレ)|松崎しげる本人役登場と“愛のメモリー”の衝撃

シリアスな事件パートが続く第5話の中で、思わず笑みがこぼれるような異色のシーンが訪れます。それは幸太郎(阿部サダヲ)がレギュラー出演する番組に、松崎しげるが“本人役”で登場する場面。

黒いスーツに身を包み、名曲「愛のメモリー」を熱唱する松崎しげるの姿は、画面越しでも圧倒的な存在感を放ちます。

その歌声に、幸太郎の心は不意を突かれます。

ネルラ(松たか子)との間にすれ違いが続き、心の奥に小さな隙間ができていた彼にとって、「愛のメモリー」の甘く切ない旋律は、まるで感情のダムを決壊させるかのよう。

気づけば、番組の収録中にもかかわらず涙があふれ出してしまいます。

この演出は、単なるゲスト出演以上の意味を持っています。

松崎しげるの登場は、幸太郎の感情の揺らぎを観客に直感的に伝える効果を発揮し、物語の緊張感を一時的に和らげながらも、夫婦関係の危うさを浮き彫りにしています。

さらに、黒川(杉野遥亮)との距離が近づくネルラの存在が、幸太郎の不安や嫉妬をより強く刺激していることを示す象徴的なシーンでもあります。

この軽妙さと切なさが同居する瞬間は、第5話全体のテンポを変えるだけでなく、視聴者の感情を大きく揺さぶる役割を果たしていました。

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しあわせな結婚 ネタバレ|第5話の考察と今後の展開予想

第5話では、ネルラ(松たか子)と父・寛(段田安則)を15年間縛ってきた誤解が解け、事件の真相に向けた大きな一歩が踏み出されました。

そして黒川(杉野遥亮)は、自分がネルラを15年前から想っていたことに気づき、彼女のために真犯人を見つけると誓います。

この二つの転機は、物語全体に新たな熱量を与えました。

第6話では、その誓いが現実の行動へと移されます。

ネルラは15年前に自分がついた嘘――布勢夕人(玉置玲央)の女性関係を原因と偽った事情、そして実際には弟・レオ(板垣李光人)の誘拐偽装や父とのもみ合いがあったこと――を警察に告白する決意を固めます。

黒川は彼女の証言をもとに、事件現場にいた第三者の存在や布勢の大学時代の交友関係を洗い直そうと動き出します。

さらに、物語は「真犯人の出頭」という衝撃的な展開を迎える見込みです。

黒川のもとに現れるのは誰なのか。単純な自首なのか、それとも新たな駆け引きの始まりなのかが注目されます。

一方で、鈴木家ではネルラの誕生日会が開かれ、寛から「二人で暮らしてもいい」と意味深な提案が。

ネルラの心は家庭の在り方に揺らぎ、夫婦関係にも変化の兆しが見えます。

第2章に入った『しあわせな結婚』は、恋愛・家族・事件の三軸がより濃密に絡み合い、緊張感と感情の振れ幅が一気に加速していきそうです。

最後に アラカンサヲリのひとこと(感想)

第5話は、15年間すれ違い続けた親子の誤解がようやく解けるという、大きな節目でしたね。

視聴していて胸の奥がじんわり温かくなる一方で、その長い年月を思うと切なさも込み上げました。

黒川がネルラへの想いを自覚し、守る側に立つと誓った瞬間は、事件パートの緊張感に“恋愛”という新しい色が差し込まれたようでドキッとしました。

そして松崎しげるさんの「愛のメモリー」は、シリアスな流れの中に絶妙なユーモアと哀愁を添えてくれました。

こういう流れなんか好きですね。

次回、第6話で真犯人が出頭するという急展開が待っていますが、そこにどんな真実と駆け引きが潜んでいるのか…今から心がざわついています。

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