2025年7月15日に放送されたドラマ『誘拐の日』第2話。
第1話では、8歳の天才少女・七瀬凛と元医師の新庄政宗が逃亡する衝撃の展開で幕を開けました。
第2話では新庄の口から誘拐の理由や
凛の両親が殺害された事実が明かされ…
さらに凛の過去の記憶が断片的によみがえるなど、ストーリーは一気に加速していきます。
新庄は、心臓病の娘・芽生の治療費を工面するため、
裕福な病院長の娘である凛を誘拐したこと、
そして凛の両親が何者かに殺害されたことを凛に告白。
真実を知った凛は、ショックを受けつつも新庄の元を離れ、警察署に向かいます。
しかし、署の目前で凛は“あの日”の記憶を取り戻します。
自宅の前で見たのはパトカーの灯――
つまり犯人は警察関係者かもしれないと気づいた凛は、
あわてて新庄のもとへ戻り、再び彼とともに逃げることを決意します。
一方、所轄の刑事・須之内は、新庄と凛の逃走映像に違和感を覚え、
単なる誘拐事件とは異なる可能性を感じ始めます。
凛の家族や病院関係者、そして新庄の元妻・汐里の証言が少しずつつながり始め、
事件の全貌には警察内部の闇も垣間見えてきました。
本記事では、第2話の詳細なネタバレとともに、
逃亡劇の展開や伏線の考察、SNSでの反応を交えて物語の深層に迫っていきます。
※本記事はネタバレを含みますので未視聴の方はご注意ください。
第2話あらすじ|真実を聞いた凛がとった決断とは?
8歳の少女・凛が「あなたは誰?私は誰なの?」と問いかけたことで、
新庄はついに沈黙を破り、自分が誘拐をした理由を語り始める。
心臓病を患う娘・芽生の治療費を得るため、裕福な病院長の娘である凛を誘拐したというのだ。
そして、凛の両親がすでに殺害されていたことも明かされる。
衝撃の事実に打ちのめされた凛は、新庄と別れてひとり警察署へ向かうことに。
しかしその途中、家の前で見た“パトカーの灯り”を思い出した瞬間、
誘拐された日の記憶が断片的によみがえる。凛がそのとき逃げていた相手は、
もしかすると警察関係者なのではないか――?
凛が頭を押さえうずくまる。
新庄が引き返し凛もとへ――。
凜は「安全と記憶が戻るのを手伝って」と再び二人で逃亡する。
一方、所轄の刑事・須之内は防犯カメラ映像を見て違和感を覚える。
凛が新庄の手を引いて逃げていた姿に、ただの誘拐とは思えないものを感じていたのだ。
捜査が進む中で、新庄の元妻・汐里や凛の親族・七瀬富雄、副理事長の存在が浮かび上がり、
事件は単なる誘拐では済まされない複雑な背景を帯び始める。
そして、まだ不明である男も依然として凛の行方を追っており、物語はさらなる波乱の展開へ――
次回も目が離せない。
新庄は前科者⁉本当に悪なのか?凛が新庄の元に戻った理由とは?
第1話で、凛がアナフィラキシーショックで倒れた際、
新庄は彼女を救うため病院へと連れて行った。
だが、凛の腕にあった内出血の痕を見た医師が虐待を疑い、警察へ通報されてしまう。
事態を恐れた凛はその場から新庄とともに逃げ、防犯カメラにもその姿が残っていた。
警察の調べで新庄が「殺人の前科を持つ人物」であることが判明し、
容疑は一気に凛の誘拐、さらには両親殺害へと拡大していく。
ただ、実際にドラマを観ていると、新庄は“凶悪犯”という印象とは程遠い。
凛が体調を崩した時には真っ先に彼女を助けようとしたし、
第2話では自ら真実を語り、凛の気持ちに向き合おうとしていた。
彼の行動には、どこか不器用ながらも「罪悪感」や「優しさ」がにじんでいる。
凛がいったん警察へ向かいながらパトカーを見た瞬間に引き返し、
再び新庄と行動を共にしたのは、ただの恐怖では説明できない。
新庄の“ウソをつかない姿勢”や、凛自身の中に芽生えた信頼のような感情があったからではないだろうか。
もちろん、過去に新庄がどんな罪を犯したのか、
そして本当に凛の両親の死と無関係なのかはまだわからない。
ただ、今の時点でひとつ確かなのは――
凛が新庄を「ただの犯人」とは見ていない、ということだ。
パトカーを見た凛が思い出したこととは?もしかして犯人は警察なのか?
パトカーの灯りを見て凛が、ふと足を止めた瞬間――
彼女の中に、一瞬ある記憶がよみがえった。
それは、自宅の前で見た“パトカーの灯り”。
誘拐当日、何かから必死で逃げていた凛が、最後に見たのが警察車両だった。
つまり、凛はそのとき、警察に助けを求めようとしていたわけではなく、
“警察から逃げていた”のかもしれない。
この一瞬の記憶が、凛に大きな恐怖と違和感を呼び起こす。
警察=味方という図式が崩れ「犯人は警察関係者かもしれない」
という疑念が浮かび上がった瞬間、
彼女はすぐにその場を離れ、新庄のもとへ戻るという選択をする。
ここでポイントなのは、凛が誰かに言われたわけでもなく、
“自分の記憶”に導かれて逃げるという決断をしたこと。
8歳の少女にしてはあまりにも鋭く、そして慎重な判断だったと言えるだろう。
さすが天才少女!
一方で、刑事・須之内もまた、新庄と凛の映像に“何かがおかしい”と感じ始めている。
凛が自ら新庄の手を引いて逃げていたという事実が、
捜査の方向に少しずつズレを生み始めているのだ。
物語はここで、“警察vs逃亡者”というシンプルな構図から、
“本当の黒幕は誰なのか”という謎解きのフェーズへ移行し始めたように感じられる。
果たして凛が見たパトカーの記憶は、真実への鍵となるのだろうか――。
視聴後の感想まとめ|
やっぱり、逃亡劇は見ていてハラハラドキドキしますね。
今回も息をのむ展開の連続で、最後まで目が離せませんでした。
まず印象的だったのは、8歳とは思えない凛ちゃんの天才っぷり。
そして、それとは対照的に、どこか子どもっぽい新庄政宗の姿。
だからこそ凛ちゃんが「政宗」と呼び捨てにしていたのが、
ちょっと微笑ましく感じました(笑)。
今回ちょっと気になったのが、二人が隠れていた場所の近くにいたホームレスの男性。
見たときは特に深く考えなかったんですが、でも気になったのは事実です。
そのあと須之内と北村が病院副理事長・七瀬富雄のもとを訪ねたシーンで、
壁に飾られた“七瀬の兄”の肖像画を見た瞬間、「あれっもしかして…?」と思ったんです。
言われていた通りすでに亡くなっているはずの兄。
でも、ホームレスの姿とどこか重なるような印象があって…。
もし本当なら、何らかの理由で追い出されていたのかも?
そう考えると、院長が殺された理由にも別の動機が隠れているのかもしれません。
さらに、弁護士・山崎忠の「理事長だけが継ぐとは限らない」という言葉も意味深でしたし、
水原由紀子が“誰か”に向かって「早く見つけて」と言っていたのも気になります。
ラストでは、新庄が謎の男に襲われていたところに、
連絡が取れないはずだった汐里が突然登場。
なぜ今? 第3話で明かされるのか、続きがますます気になります!
まとめ|第3話はどうなる?今後のカギを握る4つの注目ポイント
第2話のラストでは、新庄と凛が再び手を取り合って逃げるという選択をし、
物語は次の局面へと進みました。
新庄の過去、凛の記憶、警察内部の動きなど、
複数の要素が複雑に絡み合い始めた今…。
次回第3話で注目すべきポイントはどこなのでしょうか?
ここでは、視聴者が押さえておきたい“カギを握る4つの注目ポイント”を整理してみました。
凛の記憶はどこまで戻るのか?
今回、パトカーの灯を見たことで“逃げていた記憶”の一部を思い出した凛。
第3話では、さらなる記憶の断片がつながり
「犯人の顔」や「当時の状況」が明かされていく可能性があります。
凛の中に眠る真実が、事件の核心を突くヒントになるかもしれません。
警察の内部に潜む“黒幕”の存在
須之内刑事が感じた違和感は、単なる直感ではなさそうです。
警察しかわたっていない防犯カメラ映像の内容がゴシップ記事として出回る
警察内部に犯人がいる可能性が高まっています。
第3話でこの部分が少しでも掘り下げられれば、一気に展開が動き出すはずです。
謎の男と病院の関係性
凛を追う謎の男の存在、そして病院に張り込んでいた警察の動き――
これらの要素が今後どうつながっていくのかも重要です。
芽生の入院先が凛の父が院長を務めていた病院であることから、
医療関係者の裏側に“何か”が隠れている可能性も考えられます。
汐里の登場の意味とは?“偶然”ではない再会
第2話のラスト、新庄が謎の男に襲われていたところに、
突如現れたのが、連絡が取れなかったはずの妻・汐里。
なぜこのタイミングで現場に居合わせたのか?
まるで偶然のように見える登場ですが、
実は彼女も何らかの情報を掴んでいたのでは…と考えずにはいられません。
でも、新庄が安堵な様子で「汐里きてくれたんだ」と。
連絡を取っていたのか?
そして汐里はいったい何をしようとしているのか――
彼女の動きが、今後の展開に影響を与える可能性は高そうです。
次回は、より人間関係と裏の動きに踏み込む回になる予感。
新庄と凛、そして周囲の人々がどう絡み合っていくのか注目です。
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