PR

絶対零度沢口靖子10話|黒幕の狙いと急展開の真相とは

記事内に広告が含まれています。

絶対零度10話が昨夜放送されました。

最終回が迫る中、物語は一気に緊迫度を増し、政治とサイバー犯罪が複雑に絡み合う展開が続きました。

登場人物それぞれが抱える思惑が揺れ動き、どこに焦点が置かれているのか、視聴者の読み解き方によって印象が大きく変わる回でもあります。

さらなる緊張を生む新たな出来事や、物語全体の構造を捉えるうえで見逃せない描写も登場し、次回への期待感を強く引き上げた10話。

本記事では、この回で提示されたポイントを整理しながら、物語の核心に近づくヒントを追っていきます。

スポンサーリンク

絶対零度ネタバレあらすじ10話

桐谷総理(板谷由夏)の娘・カナ誘拐事件が進まない中、二宮奈美(沢口靖子)は、佐生(安田顕)がカナの出国情報を総理へ報告していなかった事実を知り、不信感を強める。

さらに不倫疑惑のフェイク動画が拡散し、総理への誹謗中傷が激化する中「娘を助ける方法がある」という謎のメッセージが総理のスマホに届く。

一方DICTは、連続殺人犯・野村翔(北代高士)を追う中、SNSにカナの監禁動画が投稿され、誘拐事件は世界へ拡散。佐生は緊急会見を促し、桐谷総理は誘拐の事実を公表する。

しかし会見後、総理は何者かに廃ビルへ誘導され、その姿が生配信されてしまう。

その頃、行方不明だったSE・森宮が野村によって監禁されていたところをDICTが救出。

森宮は家族を脅されバックドアを仕込んだと語り、次の標的が電力会社であると判明。サイバーテロは紗枝(黒島結菜)らの働きで阻止された。

続いて、偽造パスポートで入国した沢北卓(樋口幸平)が確保され、その背後に久慈幹二(池内万作)の存在が浮上。

総理は再び会見を開き、辞任せず娘を守る決意を宣言した。

スポンサーリンク

絶対零度|佐生は黒幕なのか?行動の矛盾から読み解く

絶対零度10話で最も不自然に映ったのが、佐生(安田顕)の判断です。

特に、カナの出国情報を把握しながら桐谷総理に報告しなかった点は、国家危機を扱う立場として明らかに説明がつきにくい行動でした。

また、誹謗中傷が拡大する中で、あえて会見を促したタイミングも不可解で、奈美が警戒心を強めたのも納得できます。結果として、総理は公の場で追い詰められ、政治的に弱体化していきました。

ただし、佐生自身が黒幕として直接動いている描写はなく、むしろ“国益を優先し、情報を選別している”ようにも見えます。

総理個人を守るより、国家の安定を優先するタイプであり、その判断が周囲からは冷酷に映るのでしょう。

総理が廃ビルに誘導された件も佐生の関与は示されておらず、現時点では“黒幕”より“別軸で動く国家側のプレイヤー”として捉える方が自然です。

佐生の行動は疑惑を生む一方、その動きには独自の合理性があるとも考えられます。

さらに言えば、佐生はDICTを統率する立場にあり、最終的な成果や国家の安定責任を一手に負っています。

全体を俯瞰する彼だからこそ、情報をあえて伏せた可能性もある。

つまり“黒幕のように見える行動”が、実は“国を守るための戦略的判断”であるという二面性を持っている点が、佐生の最も興味深い部分といえます。

スポンサーリンク

久慈幹二は黒幕なのか、それとも駒なのか?

絶対零度10話では、久慈幹二(池内万作)は、複数の情報ビジネスを展開する人物として登場し、沢北卓を使って動かしていたことが判明しました。

しかし、その事業規模やネットワークは描写が限定的で、“国家規模の混乱を主導できる黒幕”と呼ぶには力不足の印象があります。

むしろ彼は、裏社会で情報や人材を動かせる立場にあるものの、誰か上位の存在から指示を受けている“中間管理的なポジション”に近いといえます。

誘拐・サイバーテロ・政治混乱という大規模な構造を考えると、久慈単体で成立する計画とは考えにくく、彼を“駒として利用する黒幕”の存在を示唆しているように見えます。

終盤に投入されたキャラクターであることから、物語の核心に向けた“外郭の入口”として登場した可能性が高く、久慈を追うことで次の黒幕像が明らかになる展開が自然です。

彼自身は利益を追求する実務者であり、計画の中心にいるタイプではなさそうです。

さらに、久慈の言動からは“全体像を知らされていない者の動き”が感じられ、あくまで与えられた役割を遂行している印象です。

裏側には、より大きな目的を持つ組織や人物が存在し、久慈はその歯車のひとつとして動いている可能性が高いと言えるでしょう。

スポンサーリンク

絶対零度|誘拐・サイバーテロ・総理失墜——三つの事件は繋がっているのか?

絶対零度10話では、誘拐、サイバーテロ、フェイク動画、そして総理の失墜という複数の事象が同時並行で発生しました。

これらが偶然重なったとは考えにくく、むしろ“同じ目的のために設計された連動的な動き”と捉える方が自然です。

まず注目したいのは、総理が最も弱ったタイミングで監禁動画が投稿され、さらに廃ビルへ誘導された件です。

政治的信用を大きく揺さぶる動きが連続し、国の統治機能への信頼を低下させる効果を狙ったように見えます。

一方で、電力会社へのサイバーテロも国民生活を直撃する重大な攻撃で、国家の混乱を短期間で最大化できる手段といえます。

これらの一連の動きを俯瞰すると、狙いは“国全体の不安定化”にある可能性が高い。

誰か特定の人物を追い落とすよりも、国家機能を揺るがすことに目的を置いている印象です。

誘拐事件が感情的な混乱を生み、サイバーテロが生活基盤を脅かし、総理失墜が政治的混乱を招く。

三つの軸が同じ方向に作用しており、明確な作為が感じられます。

これは単独犯の枠を超えた計画性であり、複数の層が関与する“組織的な黒幕”の存在が見えてきます。

スポンサーリンク

絶対零度ネタバレあらすじ10話まとめ

絶対零度10話では、誘拐事件、総理失墜、サイバーテロが連動するように動き、物語は一気に核心へ近づきました。

佐生の判断に見える矛盾、久慈の背後に漂う組織の影、そして複数の事件が同じ方向へ作用している構造。

いずれも偶然ではなく、より大きな目的をもつ黒幕の存在を示唆しています。

誰が国家規模の混乱を仕掛けているのか、そしてカナ誘拐の真の狙いはどこにあるのか。

10話はその輪郭を浮かび上がらせた重要な回でした。最終章へ向け、点と点がどう繋がるのか注目が集まります。

絶対零度全話はこちらから

『絶対零度』は、誘拐事件とサイバーテロが複雑に絡み合い、国家を揺るがす危機にDICTが立ち向かうサスペンスドラマです。

各話ごとに新たな黒幕候補が浮かび上がり、登場人物たちの思惑が交差するスリリングな展開が続いています。

本記事では10話を考察しましたが、物語はさらに核心へ。過去回で張られた伏線や事件の繋がりを振り返ることで、最終章がより深く読み解けます。

ぜひ各話のネタバレ・考察もあわせてチェックしてみてください。

👉絶対零度沢口靖子が挑む!~情報犯罪緊急捜査~全話

絶対零度あらすじ10話|アラカンサヲリのひとこと【感想】

10話は息つく間もない展開に圧倒されました。

特に佐生の判断と久慈の登場は、物語の軸が一気に動き出した印象です。

誘拐、テロ、総理失墜が同時に進む重さに、画面越しでも緊張が続きました。

ここまで積み上げてきた伏線がどう回収されるのか、次回が待ち遠しくて仕方ありません。

最終回に向け、ますます目が離せませんね。

最後まで読んでいただきありがとうございました<(_ _)>

コメント

タイトルとURLをコピーしました