キャストの個性が光る『スティンガーズ』第2話。
今回も、警視庁内の異端チーム“スティンガーズ”が繰り広げる予測不能の囮捜査が描かれました。
中でも注目されたのは、留置場に静かにたたずんでいたの女を演じたゲストキャスト・キンタローさん。
そこに現れた二階堂(森川葵)。
金髪でド派手な見た目と口の悪さでインパクト抜群な彼女の登場に「誰?」と驚いた視聴者もいたのではないでしょうか。
バラエティでおなじみの彼女が、まさかの地味な役で登場し、独特の存在感を発揮しています。
物語は、連続してカップルが拉致されるという不気味な事件にスティンガーズが挑む展開へ。
被害者の証言、監禁場所、そして残されたわずかな手がかり――。
事件解決のカギを握るのは、関東圏で行方不明となった“ある共通点”をもつカップルたち。
そんな中、二階堂(森川葵)と乾(藤井流星)の関係性にも注目が集まります。
西条(玉山鉄二)の問いかけは、意外と二階堂を落ち着かせるような感じでしたね。
さらに今回は、会話のテンポやさまざまな変装シーンのユーモアも見どころのひとつ。
緊迫した捜査とコミカルな演出が絶妙な感じで、1時間があっという間に感じられる展開となっています。
金髪&ド派手な“暴れる女”は二階堂!留置場シーンから始まる囮捜査
第2話の冒頭、留置場で金髪に派手な服、そして口の悪さ全開で暴れまわる女性の姿に思わず目を奪われた視聴者も多かったのではないでしょうか。
大声で叫びながら鉄格子を叩くその姿に、事情を知らない人であれば完全に“やばい女”と映ったかもしれません。というか…一瞬「誰?」という感じで二度見しちゃいましたわ。
実はこれ、二階堂(森川葵)が潜入捜査のために変装して演じた“囮”の姿だった。
警察関係者とは思えない大胆な風貌と迫真の演技で、対象者に接触を図る作戦だったようです。
留置場にはもう一人、地味な雰囲気の横領女(キンタロー)が収監されており、二階堂は彼女の「子どものためにやった」という事情に共鳴するような言葉を投げかけます。
「その金、私が息子に届けてやるよ」――その一言に、相手が口を割ろうとした矢先、捜査一課の刑事たちが突入し、現場は台無しに。
せっかくの潜入作戦が水の泡になってしまうという、まさかの展開に。
このシーンでは、演技力と変装技術の“リアルさ”が問われるスティンガーズの過酷な任務が描かれ、視聴者に強いインパクトを与えたように感じます。
まあバレちゃいましたけどね(笑)
序盤から激しい構成で、一気に物語に引き込まれてしまった私です。
皆さんはどうだったのかな?
カップル拉致事件が本格化|浮かび上がる“あおぞら記念公園”の謎
留置場での囮捜査が失敗に終わったあと、スティンガーズの次なる任務として託されたのは「カップル拉致事件」の真相解明でした。
被害者の男性が衰弱した状態で発見され、その証言から、監禁場所には別のカップルが存在していた可能性も浮上。
捜査の難航を予感させる複雑な事件に、スティンガーズがどう切り込むのかが注目されていきます。
二階堂を中心に、関東近郊で行方不明となっているカップルの事例を一つひとつ洗い出していくと、被害に遭っている8組のうち、実に4組が“多摩地区”に関連していることが判明。
さらに、その被害者たちが最後に確認された共通の場所が「あおぞら記念公園」だったことが浮かび上がります。
まるで“偶然”を装って近づき、恋人同士を標的にしているかのような犯人の手口に、不気味さと計画性の高さを感じずにはいられません。
手がかりの少ない中、地道な情報の積み上げで少しずつ真相に近づいていく様子は、スティンガーズというチームの“知的な捜査”の一面を見せていたように思えます。
犯人の狙いが単なる快楽や怨恨なのか、それとも別の目的があるのか――。
視聴者としても、次の一手がどう仕掛けられるのかが気になってしまいます。
コスプレ賞はやはり、関口欣二郎(杉本哲太)と小山内誠(井内悠陽)のカップル。
ふたりの姿はとてもキュートでした。このコンビなかなかいいかも!
二階堂と乾がキス⁉ 囮捜査中のハプニングなのか?
カップル拉致事件の捜査が進む中、スティンガーズが注目したのは、被害者たちがいずれも“カップルYouTuber”だったという点。
そして、彼らがあるイベントに参加していた共通点が浮かび上がります。
そこで、メンバーたちはそれぞれペアを組んでカップルとして潜入。
なかでも二階堂と乾(藤井流星)は、“ケンカする系YouTuberカップル”という設定でイベントに乗り込むことになります。
二階堂は、いきなり乾をひっぱたく。それに頭にきた乾が二階堂に向かっていく“やかましいカップル”を熱演。
激しい口論を繰り広げ、周囲の注目を一気に集めます。
乾もその芝居に全力で乗っかり、カップルらしい言い合いを展開するふたり。
作戦の目的は、会場にいた怪しい男の目を引き、あえて自分たちに興味を持たせること。
にぎやかな口論がその“仕掛け”となっていたわけです。
そして言い合いの末、二階堂が乾に向かって「でも、私たち愛し合ってるんでしょ?」と詰め寄り、勢いよくキス――という一幕へ。
突然の展開に、会場はもちろん視聴者も一瞬、驚いたのではないでしょうか。
任務上の芝居なのか、それとも…と、ふたりの関係性に少しずつ別の空気が混ざり始めたような印象を受けた人もいるかもしれません。
任務中とはいえ、演技の中に混じる一瞬の“本音”らしき表情や距離感が、今後の展開をより深く楽しませてくれそうです。
二階堂と乾がまさかの拉致⁉囮から一転、被害者に――
潜入捜査が思わぬ形で成功してしまった――。
イベント会場で怪しい男に近づいた二階堂と乾は、スタンガンで襲われ意識を失います。
気づけば2人は廃墟となったホテルに監禁され、手錠をかけられていました。
男が別室で他のカップルをモニター監視している隙をつき、乾は脱出を決断。
二階堂は布団に潜り込み、ふたりともいるように見せかけますが、男に気づかれてしまいます。
緊張感の漂うこの場面は、任務の延長線では済まされないリアルさがありました。
一方、スティンガーズのメンバーは男の素性を洗い、過去の傷害歴や母親(宮田早苗)の存在をつかみ、自宅を訪問。
パソコン履歴から廃墟に関する検索履歴を発見し、監禁場所を絞る手がかりを得ます。
その頃、乾は走り続け「轟商店」と書かれた建物にたどり着き、公衆電話から短い通話に成功。
情報を受け取ったチームが場所を特定します。
現地の地形や情報をもとに、廃墟の候補を一つひとつよく洗いだしましたね。
二階堂は犯人に首を絞められますが、乾が間一髪で救出。
よく戻った乾!
ところが、背後には犯人の母親が…。「危ない!」と思わず叫んでしまった^^;
乾は刺されるも、息子を取り押さえ、黒幕だった母親は逮捕。(〃´o`)=3
歪んだ親子関係の中で起きた連続事件は、こうして終息へと向かいました。
第2話の感想と今後の展開予想|大胆な囮捜査の行方は?
第2話は、ちょっと見ごたえのある回となりました。
留置場での変装作戦からはじまり、イベントへの大胆な潜入、そして思わぬ形で拉致されてしまう急展開と、息をつく暇もないほどテンポの良い構成が印象的でした。
特に、二階堂と乾が“ケンカ系カップルYouTuber”になりきって潜入するシーンは、笑いを交えつつも作戦としての緊張感もあり、スティンガーズらしいユニークな捜査方法が光った場面。
そこから一転、ふたりが拉致され、命の危機にさらされる展開へのギャップが、視聴者の感情を大きく揺さぶったように感じます。
また、事件の黒幕が実は母親だったという意外な真相も、ドラマならではの深みを与えていました。
息子を操っていたというのは、単なる連続事件では済まされない複雑さを持っていて、今後もこうした“人間の闇”に切り込む物語が続くのでは、と感じさせられます。
二階堂と乾の関係も、捜査の枠を越えて少しずつ揺れ動いている様子が見え始め、今後どう発展していくのかも注目ポイントのひとつです。
変装、心理戦、そして信頼、チームの絆――スティンガーズというドラマの魅力が、確実に深まってきている印象です。
次回はさらに大胆な潜入が見られるのか?スティンガーズの新たな作戦にも期待が高まります。
新たな変装がまたまた楽しみです(⌒∇⌒)
スティンガーズ全話ネタバレ感想まとめ|個性的チームの囮作戦を毎話レビュー!
▶1話ネタバレもこちらから見れます。

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