『再会〜Silent Truth〜』では、23年前の発砲事件が物語の大きな軸として描かれている。
これまで飛奈淳一が強盗犯を撃ったと語られてきたが、第7話で示された違和感により、その前提は揺らぎ始めた。
発砲は確かにあった。
しかし、本当に淳一の弾だったのか。
強盗犯が見せた恐怖の視線、そして命中の不自然さを考えると、現場に“もう一人”存在していた可能性も浮かび上がる。
本記事では、23年前の発砲場面を改めて整理しながら、強盗犯が恐れた人物の正体について考察していく。
再会考察|発砲はあったが、淳一の弾だったのか
『再会〜Silent Truth〜』で描かれた23年前の発砲は、確かに事実として起きている。
しかし問題は、その弾が本当に淳一のものだったのかという点だ。
当時の淳一は小学生であり、腰が抜けた状態から拳銃を掴み、しゃがんだ体勢で発砲している。
強盗犯は橋の下におり、距離や角度を考えれば、一発で命中させるのは容易ではない。
偶然当たった可能性は否定できないが、命中があまりにも出来すぎているとも言える。
さらに強盗犯は“目が合った”後に怯え、逃げようとしているが、その恐怖の対象は本当に淳一だけだったのか。
淳一の背後、あるいは橋の下にもう一人存在していた可能性も視野に入れるべきだろう。
再会考察|強盗犯は誰に怯えたのか
『再会〜Silent Truth〜』で描かれた場面では、淳一と強盗犯の視線が交錯した直後、強盗犯は明らかに動揺し逃げようとする。
その結果として発砲が起き、命中したとされている。
しかしここで改めて考えたいのは、強盗犯が見せた恐怖の質だ。
小学生である淳一が拳銃を握ったとはいえ、瞬時に命の危険を察知するほどの脅威だったのだろうか。
強盗犯の視線が淳一の“目”ではなく、その背後に向いていた可能性はないか。
もし淳一の後ろ、橋の上に別の人物が立っていたとすれば、強盗犯が本当に恐れたのはその存在だったという構図も成立する。
また、橋の下にもう一人いたと仮定すれば、発砲と命中の説明もより自然になる。
強盗犯の反応を丁寧に追えば追うほど、現場に淳一以外の人物がいた可能性は否定しきれない。
再会考察|もう一人は誰だったのか
『再会〜Silent Truth〜』で浮かび上がる“もう一人”の存在は、単なる想像ではなく、場面の不自然さから導かれる仮説だ。
もし強盗犯が淳一ではなく別の人物に反応していたとすれば、その人物は発砲できる立場にあった可能性が高い。
拳銃を扱える人物、そして現場に居合わせても不自然ではない人物となると、候補は限られてくる。
一つは、23年前の捜査に関わっていた警察側の人間だ。
もし先に現場へ到着していた者がいたとすれば、淳一はその存在に気づかないまま、発砲音と衝撃によって“自分が撃った”と思い込んだ可能性もある。
また、橋の下に別の人物が潜んでいたとすれば、強盗犯が逃げようとした動きとも符合する。
発砲は確かにあった。
しかし、その弾が誰のものだったのか――。
淳一が23年間背負ってきた罪は、事実と一致しているのか。もう一人の存在を想定したとき、事件の構図は大きく塗り替わる。
再会考察|淳一はなぜ“自分が撃った”と思い続けたのか
『再会〜Silent Truth〜』で最も切ないのは、淳一が23年間“自分が撃った”という罪を疑うことなく背負い続けてきた点だ。
もし発砲の瞬間に別の人物がいたとすれば、なぜ淳一は誤認に気づかなかったのか。
考えられるのは、極度の恐怖状態だ。
目の前で和雄が倒れ、橋の下に強盗犯がいる状況で拳銃を握った少年が、冷静に状況を判断できたとは考えにくい。
発砲音、反動、そして強盗犯が倒れる瞬間が重なれば、「自分が撃った」と思い込むのは自然だ。
さらに、その後の大人たちの対応も影響した可能性がある。
もし周囲が“淳一が撃った”という前提で処理していれば、少年の記憶は固定される。
時間が経つほど記憶は再構築され、やがて確信へと変わる。
罪悪感を抱え続けた23年は、真実の裏付けではなく、思い込みの積み重ねだった可能性もある。
発砲の事実と“撃った人物”は、必ずしも一致しないのかもしれない。
『再会〜Silent Truth〜』で“もう一人”の存在を仮定すると、この事件は単なる誤射ではなく、意図的に構図が作られた可能性が浮かび上がる。
もし現場に淳一以外の発砲者がいたとすれば、少年に罪を背負わせることで真実を隠す意図があったのではないか。
小学生の証言は曖昧になりやすく、記憶も時間とともに固定化される。その特性を利用したとすれば、極めて計算された構図だ。
また、23年間誰もその違和感を表に出さなかった点も不可解だ。
弾道や距離、発砲の角度に疑問があったなら、なぜ再検証されなかったのか。
ここに警察内部の事情や、隠された思惑が絡んでいる可能性も否定できない。
淳一が背負ってきた罪は、偶然の結果だったのか、それとも守られるべき誰かのために作られた物語だったのか。
もう一人の存在は、23年前の真実を根底から覆す鍵になるかもしれない。
再会考察|23年前の強盗事件には別の真犯人がいる?
『再会〜Silent Truth〜』で見落とせないのは、強盗が盗んだ3000万円の行方がいまだ明らかになっていない点だ。
淳一は23年間、自分が発砲したという罪を背負ってきたが、3000万円については何も知らない。
もし淳一がその場で強盗犯を射殺したのだとすれば、その直後に金の所在が問題になるはずだ。
しかし金は回収されていない。つまり、強盗犯から3000万円を持ち出すことができた別の人物がいた可能性が浮上する。
この仮説に立てば、構図は変わる。
発砲したのは淳一ではなく、その“もう一人”だったのではないか。
そして強盗犯を射殺したうえで、金を持ち去った。
淳一が罪を背負うことで、真犯人は姿を消すことができた。
3000万円の未回収は、発砲者が別にいたことを示す間接的な証拠とも考えられる。
23年前の強盗事件は、まだ“本当の発砲者”を隠している可能性がある。
再会考察|まとめ
『再会〜Silent Truth〜』で描かれた23年前の発砲は、事実として存在する。
しかし、その弾が本当に淳一のものだったのかは再検証の余地がある。
小学生が一発で命中させた不自然さ、強盗犯の視線の違和感、そして何より3000万円の行方が分かっていないという事実。
これらを総合すると、現場には淳一以外の人物がいた可能性が浮かび上がる。
もし別の発砲者が存在していたとすれば、淳一が23年間背負ってきた罪は誤認だったことになる。
23年前の強盗事件は、まだ“真犯人”を隠したままなのかもしれない。
【再会〜Silent Truth〜全話はこちら】
ドラマ『再会〜Silent Truth〜』では、各話のネタバレあらすじに加え、物語の背景や人物関係を深掘りした考察記事もあわせて更新しています。
これまでの全話記事と考察を追いながら、ドラマ全体の展開を振り返ってみてください。
👉再会 全話|沈黙の真実に迫る!ドラマあらすじ・ネタバレ・考察
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