『ブラッサム』5週では、小説に挑戦する珠のそばで、保が「自分だけを見てほしい」と思いをぶつけた。
珠を大切にしているのは分かるけど、外の世界に楽しみを見つけたばかりなのにーー!と、ちょっと複雑だったよね。
あらすじを振り返りながら、酷評から立ち直る珠の強さや、保が嫉妬した理由を考察していくよ。
ブラッサム5週のあらすじ・ネタバレ
『ブラッサム』5週は、珠と保の東京暮らしが大きく動いた週。
兄妹と偽って始めた同居から、仕事、小説への挑戦、そして妊娠までを振り返っていこう。
兄妹と偽って同居!珠が書店で作家たちと出会う
珠は東京・本郷で、保と暮らし始めていた。
ただし、下宿の大家には兄妹だと説明している。
保が大学へ通い、珠が家事や身の回りの世話をする毎日だった。
そんな珠の楽しみになったのが、近所の書店。若手作家の秋山格之介や『イワンの馬鹿』を翻訳した小山牛丸との出会いに刺激を受ける。
本を読むだけでなく、書いた人にも会えるなんて!珠にとって東京は、知らなかった世界への入り口になったんだね。
嘘を白状して同居継続!保への仕送りが止まる
大家の娘・マキは、珠と保の関係を怪しみ始める。
2人は兄妹ではないと白状するが、何とか一緒に住み続けられることになった。
行く当てのない珠にとっては、ひとまず安心できる結果だった。
ところが今度は、保の父が入院。暮らしを支えていた実家からの仕送りが止まってしまう。
住む場所の次は生活費。
ようやく落ち着けると思ったのに、次々と問題が出てくるんだよね。
珠が悠樂軒で働き始める!保も新聞配達へ
仕事探しに苦戦する珠に、大家の辰五郎が紹介したのは、西洋レストラン「悠樂軒」の求人だった。
店主の熊田は、珠がウエイトレスに向いていると考えて即採用。
珠はハイカラな制服を着て、店に立つようになる。
一方、保は珠が大きな額のチップを持ち帰ることを心配していた。
自分の世話を頼んで呼んだ珠に、生活まで支えてもらう負い目もあり、新聞配達を始める。
珠に任せきりにせず、自分も働こうとする保。そこには、珠と一緒に暮らしを守りたい気持ちが感じられたね。
黒崎に小説を渡すも酷評!秋山と左良太の言葉に救われる
悠樂軒には、文芸雑誌「首都公論」の編集長・黒崎大三郎や、副編集長・山中勇三も訪れていた。
家事と仕事の合間に小説を書いていた珠は、黒崎に自作の短編を手渡す。
しかし、その評価は厳しく、珠は落ち込んでしまう。
そんな珠に秋山は、自分を信じ続けることの大切さを伝える。
さらに、作家志望の青年・左良太も、原稿を渡した珠の勇気をたたえた。
珠は2人の言葉に励まされ、もう一度小説と向き合おうと思い始める。
左良太に嫉妬した保が告白!珠と結ばれる
帰りの遅い珠を迎えに来た保は、珠と左良太が親しそうに話す姿を目にする。
帰宅した保は、この1年間ずっと珠を思っていたこと、自分だけを見てほしいことを伝えた。
珠は、恋仲になればいつか終わりが来るとためらう。
それでも、自分を信じてほしいと頼む保の気持ちを受け止め、2人は結ばれることになった。
一緒に住んでいても、恋人同士ではなかった2人。ここでようやく、その関係が変わったんだね。
珠の妊娠が判明!喜びの一方で生活への不安も
数か月後、珠が保の子を身ごもったことが分かる。
辰五郎とマキは祝福し、珠も母親になる喜びを感じていた。
ただ、保はまだ大学生。これからの生活をどうするか、具体的な見通しは立っていない。
赤ちゃんができたのはうれしい。でも、暮らしは大丈夫なの?と、こちらまで心配になる展開だった。
ブラッサム5週|珠の小説への挑戦!酷評から立ち直れた理由は?
『ブラッサム』5週の珠は、厳しい評価に傷つきながらも、小説を書くことを諦めなかった。
珠が再び前を向けた理由を、秋山や左良太の言葉から考えてみよう。
編集長に直接原稿を渡す珠!書くだけで終わらない行動力
珠のすごいところは、書いた小説を読んでもらうために、自分から動いたことだと思う。
相手は一流文芸雑誌の編集長。
しかも、自分が働く店のお客さんだ。
原稿を渡せばどんな反応が返ってくるか分からないし、その後も顔を合わせるかもしれない。
私だったら「今日は忙しそうだし、また今度……」と、いつまでも渡せない気がするよ。
珠は家事と仕事の合間に書き上げた短編を、黒崎に直接手渡した。
読んでもらいたい気持ちが、不安を上回ったんだろうね。
黒崎から酷評されたのはつらかったけれど、行動したからこそ届いた評価でもある。
まず原稿を差し出せた、その度胸に拍手したくなった。
秋山の「自分を信じる」という言葉が支えに
秋山の励ましは、黒崎の評価に揺らいだ珠に、書く自分まで否定しなくていいと思わせる言葉だったんじゃないかな。
珠は小説を酷評され、落ち込んでいた。
勇気を出して渡した分だけ、がっかりも大きかったはず。「自分には無理なのかも」と思っても不思議ではないよね。
そこで秋山が伝えたのは、自分を信じたままでいないと小説は書けないということだった。
作品への厳しい評価は受け止める。
でも、それで書きたい気持ちまで捨てなくていい。そんな励ましにも聞こえた。
すでに活躍している作家から言われたら、珠も心強いよね。
酷評された今だからこそ、胸に残る言葉だったと思う。
左良太は挑戦した勇気を称賛!また書こうと思えた珠
左良太の言葉に珠が救われたのは、結果だけでなく、挑戦したことを認めてもらえたからだと思う。
黒崎に厳しい評価を受けた珠に対し、左良太は原稿を渡した勇気をたたえた。
落ち込んでいる時って、うまくいかなかったことばかり考えちゃうんだよね。
そんな時に「でも、その行動はすごい」と言ってもらえたら、少し顔を上げられる気がする。
しかも、左良太も作家を目指している青年。同じように書くことに向き合う相手から認められたのは、うれしかったんじゃないかな。
珠が再び小説と向き合おうと思えたのも納得。こういう出会いは、大切にしたくなるよね。
ブラッサム5週|保はなぜ嫉妬した?外の世界へ進む珠への思い
『ブラッサム』5週で保が嫉妬した背景には、珠の気持ちが自分から離れる不安もあったように見える。
珠を支えようとする優しさと、独り占めしたくなる気持ちを掘り下げていこう。
珠に生活費を稼いでもらう負い目!新聞配達を始めた保
保が新聞配達を始めたのは、珠に生活を支えてもらうことへの負い目があったからだ。
もともと保は、自分の身の回りの世話をしてもらうために珠を東京へ呼んでいる。
ところが仕送りが止まり、珠が外で働くようになった。
保にしてみれば、頼んだ以上の苦労をさせていると感じたのかもしれないね。
珠が多額のチップを持ち帰ることも心配していた保は、自分も働く道を選んだ。
一緒に暮らす責任を、自分も引き受けようとした行動に見える。
嫉妬する姿には引っかかるところもあるけれど、この場面の保は頼もしかった。
珠を大切に思っていることは、行動からも伝わってくるよね。
左良太への嫉妬は珠の心が離れる不安から?
保の嫉妬は、左良太という男性への対抗心だけでなく、自分の知らない世界へ進む珠への不安もあったんじゃないかな。
辰五郎とマキからも、珠は働き始めてから外に関心を向けるようになったと指摘されていた。
そこへ、左良太と楽しそうに話す珠の姿。
保には、珠が自分以外の相手と心を通わせているように映ったのかもしれない。
でも珠にとっては、小説に挑戦する気持ちを認めてもらえた大切な時間なんだよね。
やっと見つけた楽しみまで、保への気持ちと結びつけられたら困っちゃう。
保の寂しさは分かる。それでも、珠が外で得た喜びを、一緒に喜んであげてほしいとも思ったよ。
恋仲になれば終わる?ためらう珠に保が伝えた思い
珠が恋仲になることをためらったのは、保を失いたくない気持ちもあったからではないかな。
珠は、恋愛関係になれば終わりが来ると口にしている。
故郷でつらい思いをしてきた珠にとって、恋は楽しさだけでは語れないものだったんだろうね。
今のままなら一緒にいられるのに、関係を変えて壊れたらどうしよう。
そんな怖さも感じられた。
保は、珠が故郷でのつらいことを忘れるまで待つと伝えていた。
その保が、自分を信じてほしいと頼んだことで、珠も気持ちを受け止めたのだと思う。
待ってくれた保の思いは、珠にも届いていた。
だからこそ結ばれた後も、珠の仕事や小説への気持ちを大切にしてほしいよね。
ブラッサム5週まとめ
『ブラッサム』5週は、珠が仕事や小説を通して世界を広げ、保との関係も変わった週だった。
黒崎に酷評されても、励ましを受けてまた書こうとする珠。
その行動力は、やっぱり見ていて気持ちがいい!
保の思いが届いて結ばれた2人には、新しい命も。
うれしい知らせだけど、生活の見通しはまだ立っていない。
保には珠の恋人として、これからは父親になる人として、しっかり支えてほしいね。
【朝ドラ『ブラッサム』1話~最終回まで全話記事はこちら】

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