2025年夏ドラマ『初恋DOGs』(TBS系)。
第2話は、犬たちのかわいさに癒されるだけじゃない、ちょっと切なくて心に残る回でした。
韓国からやって来た御曹司・ソハ(ナ・イヌ)が本格的に登場し、物語は一気に加速。
「あなたの犬を奪いに来ました」というセリフに加え、
愛犬・将軍(ロッキー)に日本円で“50億円の価値がある”と
聞いて驚いた人もいるのではないでしょうか。
一方で、愛子(清原果耶)と快(成田凌)の過去が明かされ、
これまで「犬たちの初恋」だと思っていたタイトルの意味が、
実はもっと深いところにあったことに気づく展開も印象的でした。
ソハの真っ直ぐな言葉、快の優しさ、愛子の揺れる気持ち…。
それぞれの思いが静かに交差し始めた第2話。
今回は、そんな注目のシーンや三角関係の行方を振り返っていきます。
サクラと将軍の関係がぐっと縮まった一方で、
愛子と快の距離も少しずつ変わっていくのを感じた今回。
過去の記憶がつながったことで、2人の関係は“ただの出会い”ではなかったことがわかります。
犬たちがきっかけとなって動き出した初恋の記憶に、きっと心を動かされた人も多いはずです。
この先、それぞれの“恋心”がどう変化していくのかも気になりますね。
「あなたの犬を奪いに来ました」ソハの登場で物語が一変!
ウ・ソハ(ナ・イヌ)の堂々とした登場シーンは驚いた方もいたのではないでしょうか。
サクラと将軍の初デートに同行していた愛子と快の前に現れたソハは、
「あなたの犬を奪いに来ました」と、まさかの一言を放ちます。
この“奪いに来た犬”とは、快が飼っている将軍のこと。
実は将軍は、ソハの祖母が日本旅行中に見失ってしまった愛犬・ロッキーで、
なんと“500億ウォン=日本円で約50億円の価値がある”と説明されます。
突然の事実に驚きつつも、愛子は冷静に対応。
「ペットは拾得物扱いになる」「3カ月過ぎれば所有権が移る」と法律知識を発揮しますが、
ソハは一歩も引かず、愛子を通じて快と将軍に近づいていく決意を固めていきます。
それまで穏やかだった愛子と快の関係に、明らかに風が吹き始めた瞬間。
彼の登場によって、ただの犬の争奪戦ではない、
もっと複雑で、人間らしい想いが動き出していくのが伝わってきました。
しかもソハはただ犬を返してほしいわけではなく、
そこに「祖母との大切な思い出」を重ねているようにも見えました。
彼の言葉や行動の裏には、まだ語られていない感情が隠されていそうです。
この第2話は、まさに物語が本格的に“走り出した”転換点と言えそうです。
「50億の価値」とは?将軍(ロッキー)をめぐる驚きの事実
ソハの言葉から突然飛び出した
「将軍には将軍には500億ウォン日本円で50億円の価値がある」という言葉。
このインパクトの強さに、思わず目を見開いた視聴者も多かったのではないでしょうか。
彼の説明によれば、将軍は元々“ロッキー”という名前で、ソハの祖母が大切に飼っていた犬。
韓国の富豪一家で育てられていたことから、血統や訓練を含めて莫大な価値があるとのこと。
それが“50億円相当”と表現されたわけですが、金額以上に重みを感じたのは、
ソハがこの犬にどれだけ強い思いを寄せているかという点でした。
祖母が日本旅行中にはぐれてしまったことで行方不明となったロッキー。
ソハはそれを知りながら、すぐに探し出せなかったことにずっと心を痛めていたのでしょうか。
だからこそ、「犬を奪いに来た」とまで言えるほど、取り戻すことに執念を燃やしていたのかもしれません。
表向きは“お金持ちの御曹司”というイメージのソハですが、
このエピソードを通して、過去としっかり向き合おうとする姿勢や、
亡き祖母への想いの深さが伝わってきました。
ただの「高級犬の奪い合い」と片づけられない、
そこには人間の感情が複雑に絡み合った背景があったことが分かります。
愛子と快の過去が明かされる…ふたりは“初恋の相手”だった⁉
今回の第2話で、物語に深みを加えたのが、愛子と快の“過去のつながり”でした。
快が突然、しゃっくりが止まらなくなった愛子に昔教わった方法でそれを止める場面。
周りの庭園?明かりが灯される瞬間…。久しぶりにこんなシチュエーションみたーああ!!
すみません…戻りますが、そのやり方を知っていた理由が
「子どもの頃に愛子が快に教えたこと」だったと判明するのです。
実はふたりは、まだ小さかった頃に出会っていました。
家庭環境に悩んでいた愛子が、家を抜け出した先で出会ったのが
捨て犬のキングと、それを一緒に育てていた快。
家ではペットを飼えなかったふたりは、川辺で密かにキングを育てる時間を通じて、
自然と心を通わせていたのでした。
しかし、ある台風の夜をきっかけにふたりは離れ離れに。
再会することなく月日が流れていたのですが、今になって偶然のようにめぐり逢う――
しかも、お互い気づかないまま近づいていたという事実に、思わず胸がぎゅっとなりました。
このことをソハに話した愛子に、彼は「それは初恋(チョッサラン)」と一言。
その言葉にハッとした愛子は、これまで心の奥に閉じ込めていた想いに気づいたようでした。
“犬の初恋”の物語と“人間同士の初恋”同時進行のこの恋のゆくえはいったいどうなる?
ハラハラドキドキの展開になるのでしょうか?
「初恋DOGs」の本当の意味に気づいた瞬間
第2話のラスト近くで明かされた、愛子と快の過去。
この展開によって、タイトル『初恋DOGs』に込められた意味が、少しずつ見えてきました。
実際、サクラと将軍の出会いはまさに運命的で、見ているだけでほっこり癒されるものでした。
本当に愛らしくてかわいいって思ってしまいます。
けれど、あの“しゃっくり”のシーンをきっかけに、物語の軸がふと変わったように感じます。
まさかの再会を果たした愛子と快。
しかもその出会いが偶然ではなく、すでに子どもの頃に通じ合っていた関係だったと分かった瞬間、
「このふたりは子供の時からつながっていた…この瞬間は“初恋”だったのかもしれない」
と腑に落ちた私でしたが、
皆さんの目にはどう映ったのでしょうか?
さらに、ソハの「それは初恋(チョッサラン)」という一言が、印象的でしたね。
“初恋”という言葉はどこか切なく、
でもやさしくて、ピュアそのものではないでしょうか。
無意識のうちに誰かを想っていた自分に気づいたとき、
それが“初恋だった”と分かる――そんな瞬間の尊さが、今回の話には詰まっていたように思います。
今回2話ではほっこりしたような…。
気づけば笑顔で視聴しているそんな印象的な物語でした。
また今後の展開がすごく楽しみですね。
ソハの孤独の理由とやさしさに胸キュン
これまでどこかスマートで完璧なイメージだったウ・ソハ(ナ・イヌ)。
第2話では、そんな彼の“本音”や“孤独”が少しずつ垣間見えたことで、
一気に親近感がわいたという人も多かったのではないでしょうか。
ソハは財閥三世の御曹司で、ルックスも家柄も申し分ない人物。
それでも、ドライブ中に何度も「癒されるー!」と口にしていたのが印象的でした。
日本という場所、そして愛子という存在が、
彼にとって“素の自分”でいられる数少ない瞬間だったのかもしれません。
さらに、ソハの「家族が話すお金や会社の話、僕にはよくわからない」という言葉にも、
ずっと誰にも本音を言えずにきた彼の寂しさがにじんでいました。
ロッキーを取り戻そうとする行動の裏には、
亡き祖母との思い出を大切にしたいという気持ちがあったはず。
だからこそ、将軍をめぐる話が単なる“犬の奪い合い”ではなく、
彼なりの「愛のかたち」として伝わってきたのだと思います。
クールに見えて、実はとても感情豊かで純粋なソハ。
その優しさと不器用さに、胸がキュンとした視聴者も多いのではないでしょうか。
完璧に見える人ほど、心の奥に抱えているものがあるんだなと感じさせられましたね。
三角関係はどうなる?快とソハ、どちらに心が動くのか
第2話では、愛子をめぐる快とソハの対比がよりはっきりと描かれていました。
動物にしか興味がないと言いつつも、時折見せる快の不器用な優しさと、
ストレートな言葉で愛子に近づくソハの行動力。
まったくタイプの違うふたりの間で、愛子の心がどう動いていくのかが、
これからの注目ポイントです。
快は、サクラの命を救ったことで愛子との距離が少し縮まりましたが、
どこか人を寄せつけない雰囲気もあり、思いを素直に伝えるのが苦手なタイプ。
一方のソハは、自分の気持ちにまっすぐで、思ったことをそのまま口にできる人。
その分、愛子の心にすっと入っていける場面が多くありました。
でも愛子が快の話ばかりしてしまう場面を見ても、
彼女の中で“特別な存在”として快が心に残っていることがわかります。
過去に出会っていた記憶がよみがえったことで、
快への想いが静かに芽生えているのかもしれません。
とはいえ、ソハのやさしさや誠実さに惹かれた視聴者もいたのではないでしょうか。
この三角関係、どちらの恋も応援したくなるからこそ切ないですね。
愛子がどんな気持ちに気づいていくのか、次回以降の展開がますます気になります。
それぞれの想いが交差し始めた今、恋の行方から目が離せません。
まとめ|“犬と人間の初恋”が交差する切なさに注目!
第2話では、ただの癒し系ラブコメと思っていた『初恋DOGs』の印象が、
少し変わったように感じました。
犬たちの可愛さに癒されるのはもちろんですが、
登場人物たちの内面が丁寧に描かれ、心にすっと入り込んでくる展開が増えてきた印象です。
サクラと将軍の関係にほっこりしつつ、
愛子と快の過去が明かされたことで、「初恋」というタイトルの深さが見えてきました。
あのときの出会いが、今につながっていたなんて…ちょっと切なくもあり、あたたかくもある。
そして、ソハの孤独ややさしさも今回の見どころのひとつ。
彼の行動の裏にあった“本当の想い”を知ることで、
視聴者の感じ方もガラッと変わったのではないでしょうか。
快とソハ、それぞれの個性と想いが交差しながら進んでいくこの三角関係。
ソハと愛子のデートはとても楽しそうだったなぁ。
ただ今の段階ではソハはまだ恋とまではいっていないようですが…。
これからの展開がどうなるのか、気になる(๑˃̵ᴗ˂̵)
とにかくますます目が離せない状況ですね。
犬たちの“初恋”と、人間たちの“再会から始まる恋”。
どちらもやさしくて、不器用で、だけどまっすぐで。
だからこそ、見ているこちらの心まで揺さぶられるような物語になってきました。
次回もそれぞれの想いの変化に注目しながら見届けていきたいです。
初恋DOGs第1話ネタバレ考察はこちらからどうぞ

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