『ブラッサム』2週、珠の結婚生活はなんと3日!
夫に好きな人がいると知って、婚家を飛び出してしまいます。
いやいや、そんな事情を隠してお嫁さんを迎えるなんて、珠が気の毒だよね。
一方、厳しいおととさまが帰ってきた珠を責めなかったのも意外でした。
最期の「死にたくない」という言葉も胸に残ります。
今回は、珠の結婚生活が3日で終わった理由と、おととさまの生きざまを考察していきます。
ブラッサム2週のあらすじ・ネタバレ
『ブラッサム』2週では、同人誌づくりや3日間の結婚生活、おととさまとの別れを経験する珠の歩みを振り返ります。
珠たちが同人誌「黎明」を制作するも活動を断念
大正2年、高等女学校の4年生になった珠は、結婚して家庭を守ることを求められる教育に、割り切れない思いを抱いていた。
同級生の忍も、父が持ち込む縁談に自分の意見を言えずにいた。
そんな忍が提案したのが、自分たちの考えを文章で発表する同人誌づくりだった。
珠も稲子やタエとともに参加し、「黎明」が完成する。
忍は女性の地位について論じ、珠は『イワンの馬鹿』をもとに、女性を主人公にした小説を書いた。
生徒たちの反響は大きかったが、学校側は活動を認めなかった。
続ければ退学になると告げられ、珠たちは同人誌を断念する。
珠の結婚生活はわずか3日!婚家を飛び出す
清治が珠に勧めた結婚相手は、実母の妹・照子の長男だった。
父の決定に従う珠に、忍は自分の意思で選んでいないと反発し、二人の間に溝ができてしまう。
嫁入りした珠を待っていたのは、妻に目も向けず、夜になると出かけていく夫だった。
支度を手伝おうとしても拒まれ、夫婦らしい時間を過ごすこともなかった。
やがて珠は、夫には色町に好きな女性がいると知る。義両親は息子の気持ちを変えようと、珠との結婚を進めていたのだ。
その事情を知った珠は、嫁入りからわずか3日で婚家を後にする。
おととさまとの別れ!珠が自分の生き方を選び始める
実家に戻った珠が結婚を台無しにしたことを謝ると、清治は責めることなく受け入れた。
しかし、その体はすでに病にむしばまれており、珠とリョウの看病にもかかわらず、回復の見込みはなかった。
ある日、清治は自分の幻を見て取り乱し、家を飛び出してしまう。
追いかけた珠が止めようとするなか、「死にたくない」と訴え、息を引き取った。
その言葉は、珠の心に残り続ける。
父を亡くして迎えた正月、珠は梅にこれからのことを尋ねられ、自分の望むことをすると答える。
そして学校で、忍たちにもう一度同人誌を作ろうと呼びかけた。
ブラッサム2週|珠の結婚生活はなぜ3日で終わった?
『ブラッサム』2週、珠の結婚生活が3日で終わったのは、夫に色町の好きな女性がいたから。
しかも義両親は、その事情を知りながら「結婚すれば目を覚ますだろう」と珠を嫁に迎えたんだよね。
ちょっと待って!珠は息子の目を覚まさせる係じゃないんだけど⁉
自分たちで説得できないからって、お嫁さんに丸投げするのは勘弁してほしいよ。
珠の人生まで巻き込んで、ずいぶん都合のいい話じゃない?
肝心の夫は、珠に見向きもしない。
支度を手伝おうとしても「要らん」の一言で、夜になればさっさと外出。
いやいや、要らんのはこっちの台詞だよ!こんな扱いをされるために嫁いだわけじゃないんだから。
それでも当時は、嫁いだ以上は我慢しなさいと言われそうな時代。そこで婚家を飛び出した珠には「よく決めた!」と拍手したくなったね。
3日で帰るなんて早すぎると思う人もいるだろうけど、事情を知ったら長居する理由もないよね。
おととさまの決めた縁談には従った珠だけど、結婚生活を続けるかどうかは自分で選んだ。
忍に言い返せなかった時とは違う、その行動が頼もしい。
たった3日の結婚生活は、珠が「私の人生、このままでいいの?」と考え始めるきっかけになったんじゃないかな。
ブラッサム2週|おととさまの生きざまとは?
『ブラッサム』2週、帰ってきた珠を怒らなかったおととさまには「あれ、どうしたの?」と拍子抜け。
その胸の内と、最期の「死にたくない」に込められた思いを考えてみよう。
珠の結婚が破談になっても怒らなかったのはなぜ?
『ブラッサム』2週、婚家から帰ってきた珠に、おととさまが返したのは「もうええ」の一言。
えっ、あの怖いおととさまが怒らないの⁉
珠もリョウも、思わず顔を見合わせたくなるよね。
私は、珠を責める気になれなかったんじゃないかなと思った。
自分が決めた縁談で娘が傷ついて帰ってきたんだから「我慢して戻れ」とは言えなかったのかもしれない。
本家に頭を下げて教育費を頼む姿にも、普段は見せない父親の顔があったよね。
まったく、そんな気持ちがあるなら、もう少し分かりやすく見せてよ!とも思うけど。
病で怒る力がなかった可能性もあるかも。
それでも「もうええ」は、珠にとって「帰ってきてええ」という言葉にも聞こえたんじゃないかな。
最期の「死にたくない」に込められた思いとは?
『ブラッサム』2週、おととさまの「死にたくない」は、まだ自分の人生に満足できていない叫びにも聞こえたね。
遊び歩いていたけれど、それで心まで満たされていたとは限らないんじゃないかな。
そして、珠の成長をもっと見届けたかったのかもしれない。
仕事はしないのに娘は女学校に通わせ、教育費のためには頭まで下げる。
いや、おととさま、まず働こうよ!とは思うけど、珠の将来を大切にしていた姿も見えるんだよね。
最初は「なんてとんでもないおやじ!」と思っていたのに、なんだか憎みきれなくなっちゃった。
厳しくて不器用で、愛情が伝わりにくい人だったけれど、珠はとても大切な娘だったんだろうね。
あの叫びには「まだ娘のこれからを見ていたい」という願いも重なっていた気がする。
ブラッサム2週|珠が父から解放!自由に生きる決意の原点はおととさま?
『ブラッサム』2週、珠がとうとう「やりたいことをやる」と言い出した!
あの「お父様が決めたことだから」と縁談を受け入れていた珠はどこへ?
おととさま、娘が自分で人生のハンドルを握り始めたよ!
でも、父が亡くなって「これで自由だ!」と単純に喜んだわけではないんだよね。
むしろ、最期の「死にたくない」が、珠の心を動かしたんじゃないかな。
おととさまったら、仕事はしない、遊びには行く、家では怖い。
こちらからすれば「ずいぶん好きに生きているじゃない!」と思うのに、それでもまだ生きたかった。
好き勝手に過ごすことと、満足できる人生って、どうやら同じではないんだね。
そんな父の姿を見たら、珠も「人の言うことを聞いているだけで、私の人生が終わったら困る!」と思ったかもしれない。
結婚は3日で帰ってきたし、次は学校に止められた同人誌をもう一度。
おやおや珠、なかなか思い切りがよくなってきたね!
しかも今度は、忍を誘う側なんだから頼もしい。
生前は娘を従わせていたおととさまが、結果的には自由に生きるきっかけを残したのかも。
まさかおととさまも、自分の最期が娘の背中を押すとは思わなかっただろうね。
ブラッサム2週まとめ
『ブラッサム』2週、珠の結婚生活はたった3日!いやはや、義両親の都合に付き合わされるなんて、帰ってきて正解だよね。
一方、とんでもないおやじだと思っていたおととさまには、娘を大切にする一面も見えて、なんだか憎みきれなかった。
父の「死にたくない」を胸に、自分の人生を歩き始めた珠。 今度は自分から同人誌づくりを提案するなんて、頼もしくなったね!
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