『良いこと悪いこと』最終話が、いよいよ放送されます。
これまで犯人の真相をめぐり、視聴者の間でも「犯人は誰なのか?」という考察が大きく盛り上がってきましたが、物語も残すところあと1話となりました。
9話では、宇都見啓(刑事)が犯人であることが明らかになり、さらにターボーが犠牲となる衝撃的な展開を迎えます。
しかし、これまでの考察からも、犯人は一人ではない可能性が残されています。
とくに9話終盤、宇都見が確保される直前に放った“誰かに託すような言葉”は強い違和感を残しました。
予告でも「真犯人だーれ?」と示されている通り、物語はまだ核心に辿り着いていません。
最終回を前に、真犯人はいったい誰なのか、その真相を探っていきます。
良いこと悪いこと10話|あらすじ(ネタバレあり)
物語は、タイムカプセルと黒塗りされた卒業アルバムを発端に始まる。
同級生たちは、替え歌「森のくまさん」の順番になぞらえるように、次々と不可解な連続殺人事件に巻き込まれていった。
黒塗りされていた6人は、貧ちゃん、カンタロー、ニコちゃん、ターボー、ちょんまげ、そしてキング。
さらに、忘れられていた7人目として森智也の存在が判明する。しかし、物語はそれで終わらなかった。
もう一人、忘れられた存在――“ドの子”瀬戸紫苑の存在が明らかになり、事件は急展開を迎える。
これまで猿橋園子が受けたいじめを利用した連続殺人と思われていた事件は、実はドの子の死が発端だったことが判明。
さらに、宇都見啓が瀬戸紫苑の婚約者であり、犯人であったことが明かされる。
そしてターボーは、ちょんまげに続く次の犠牲者となってしまった。
良いこと悪いこと考察①|真犯人は誰?すべては瀬戸紫苑の死から始まった
良いこと悪いこと考察①――。
9話で宇都見啓が犯人であることが明らかになりましたが、それですべての謎が解けたとは言い切れません。
むしろ、物語の発端を改めて振り返ることで、別の真相が浮かび上がってきます。
その中心にいるのが、“ドの子”瀬戸紫苑の存在です。
これまで事件は、猿橋園子が受けたいじめの事実を利用した連続殺人だと考えられてきました。
しかし瀬戸紫苑の存在が判明したことで、事件の構図は大きく変わります。紫苑の死が正しく語られず、忘れられたことで歪みが生じ、その歪みが連鎖的な殺人へと発展していった可能性が見えてきました。
宇都見は紫苑の婚約者であり、実際に犯行に及んだ人物です。
ただし彼は、すべての罪を背負わされた“実行犯”だった可能性も否定できません。
9話終盤、確保される直前に放った言葉が、誰かに託すように聞こえた点も気になります。
最終回では、瀬戸紫苑の死を起点とした真相と、事件全体の本当の構造が明かされるのではないでしょうか。
良いこと悪いこと考察②|真犯人は誰?
良いこと悪いこと考察②――。
で宇都見啓が犯人だと判明しましたが、予告が示すのは「真犯人は別にいるのでは?」という余白です。
宇都見が確保直前に放った“託すような言葉”も、その違和感を強めました。
最終回直前、残された伏線と人物関係を整理しながら、真犯人像を探っていきます。
真犯人は誰?タクト学園関係者が最も濃厚な理由
良いこと悪いことの真犯人を考えるうえで、もっとも注目すべきなのはタクト学園との関係性です。
事件の発端となった犬の行き先、黒塗りされた卒業アルバム、そして子ども時代の出来事。
これらすべてに共通して関わっているのが、タクト学園という場所でした。
さらに9.5話では、犬が「みんなと同い年の子が助けた」と紹介される場面が描かれています。
この演出は、単なる過去の回想ではなく、当時その場にいた人物の存在を強く示唆しているようにも見えました。
事件を裏から動かせる立場にあり、過去の事実を把握していた人物が、タクト学園関係者の中にいたとしても不思議ではありません。
最終回では、この学園を軸に真犯人の正体が明らかになる可能性が高そうです。
瀬戸紫苑と近しい仲の人物が真犯人?
良いこと悪いことでは、事件の核心に迫るうえで外せないのが、瀬戸紫苑と“近しい関係にあった人物”の存在です。
紫苑の死は長らく語られず、忘れられた出来事として扱われてきました。
しかし、その死を最も身近で受け止め、強い感情を抱いていた人物がいたとすれば、その影響は計り知れません。
宇都見啓は紫苑の婚約者であり、犯行に及んだ実行犯であることが明らかになりました。
ただし、彼がすべてを計画した首謀者だったのかについては疑問も残ります。
紫苑の死を巡る真相を知り、あるいは歪めていた人物が別に存在していた可能性も否定できません。
最終回では、瀬戸紫苑と深く関わっていた人物の存在が、真犯人像を解き明かす鍵になるのではないでしょうか。
真犯人に向けられた言葉だったのか
良いこと悪いこと9話終盤、宇都見啓が確保される直前に放った言葉は、単なる抵抗や言い逃れには聞こえませんでした。
どこか視線の先に“別の誰か”がいるような、託すような響きがあったのです。
もし宇都見が事件のすべてを計画した真犯人であれば、あの言葉は不要だったはずです。
あの瞬間の言葉は、自分の罪を告白するためではなく、真相を知る人物、あるいは背後にいる存在へ向けられたメッセージだったのではないでしょうか。
宇都見は口を閉ざすことで、誰かを守ろうとしたのか。
それとも、真犯人が自ら姿を現すことを促したのか。最終回では、あの一言の本当の意味が明らかになるはずです。
良いこと悪いこと考察まとめ
9話で宇都見啓が犯人だと明らかになったものの、物語にはまだ回収されていない違和感が残されています。
タクト学園という共通点、瀬戸紫苑の死、そして確保直前に宇都見が放った“託すような言葉”。
それらをつなぎ合わせると、事件は一人の犯行で終わるものではない可能性が見えてきます。
最終回では、誰が真相を知り、誰が沈黙を選び、誰がすべてを背負ってきたのかが明らかになるはずです。
宇都見の言葉が向けられた相手は誰だったのか。
瀬戸紫苑の死は、どのような形で物語の核心と結びつくのか。
すべての伏線が回収される最終話で「良いこと」と「悪いこと」の本当の意味が問われることになるでしょう。
良いこと悪いこと考察全話はこちら
『良いこと悪いこと』は、各話ごとに張り巡らされた伏線と、登場人物たちの過去が少しずつ明かされていく構成が特徴のドラマです。
最終回を前に、これまでの事件の流れや未回収の違和感を振り返りたい方は、全話のネタバレ・考察をまとめた記事もあわせてご覧ください。
物語を通して見返すことで、真犯人に繋がるヒントや登場人物の言動の意味が、よりはっきりと見えてくるはずです。
👉良いこと悪いこと考察最新全話|タイムカプセルから卒アル⁉真相
良いこと悪いこと考察|アラカンサヲリのひとこと
※放送後更新いたします<(_ _)>

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