日本テレビ系ドラマ『放送局占拠』は、物語が進むにつれて緊張感が高まり、視聴者を釘付けにしています。
第7話までの展開では、“妖（あやかし）”と呼ばれる覆面集団の中に「座敷童」と名乗る人物が存在することが示され、その正体をめぐってSNSでも大きな注目を集めています。
「座敷童は誰なのか？」という疑問は、次回第8話に向けて最も熱い話題のひとつとなっています。
さらに8話の予告映像では「伊吹を止めるぞ、俺とおまえで」という武蔵と大和のやり取りが映し出され、敵対してきた二人が共闘するのかという点にも期待が高まっています。
一方で、“妖”を裏から操る黒幕的存在＝傀儡子の正体はいまだ謎に包まれており、座敷童との関係性を含めて視聴者の想像を大きく膨らませている状況です。
また、公式サイトに掲載されている相関図にも“座敷童”の写真が示されており、そのビジュアルをもとに「この人じゃない？」「あの人では？」といった声がSNSで飛び交っています。
予告と相関図、両方の情報が交錯することで、ますます正体に関する憶測は広がり、考察合戦の盛り上がりを見せているようです。
本記事では、そうした憶測やこれまでの伏線を手掛かりに考えられる3つの可能性を整理し、放送前の時点で正体に迫る考察をまとめました。
本記事では第8話のあらすじや考察を紹介します。
なお『放送局占拠』全話のネタバレ考察まとめも用意していますので、気になる方はこちらからどうぞ。
放送局占拠｜座敷童の正体は？考えられる３つの可能性とは
座敷童の正体をめぐっては、これまでのストーリーの中にもいくつか不自然な行動や違和感のある場面が散りばめられてきました。
表向きは協力的に見える人物が裏で動いていたり、説明がつかない立ち位置を取っている人物がいたりと、視聴者を惑わせる仕掛けが随所にあります。
そうした伏線を整理してみると、特に怪しいとされる人物像が3つに絞られてきます。
ここからは、それぞれの候補を順に取り上げ、どんな点が座敷童と結びつくのかを検証していきましょう。
候補① 三宅すず説
座敷童の正体候補として注目されているのが、情報分析官・三宅すず です。
彼女は事件の全体像に関わる立場にあり、重要な情報へ素早くアクセスできるポジション にいるため、裏で座敷童を支えているのではという疑いが浮上しました。
また、志摩に距離を縮めるような描写 がたびたび見られ「信頼できそうで実は黒幕側」というSNSの声も多いです。
さらに、大きな動きを見せていない点も逆に怪しく、真犯人が後半で存在感を増すドラマの定石に合致します。
断定はできませんが、座敷童＝三宅すず説は説得力ある仮説 と言えるでしょう。
候補② 忽那翡翠説
もう一人の有力候補が、新人AD・忽那翡翠 です。
彼女は人質として局内にいたはずですが、人質リストに名前が載っていなかった という不可解な点があり、「座敷童では？」とSNSで大きな話題になりました。
また、新人という立場を利用すれば、存在感を薄くしながら裏で動くことも可能です。
特に序盤から大きくスポットを当てられていないことが逆に怪しく、伏線として機能しているのではないかと考えられます。
視聴者の間では「忽那が座敷童なら驚き」といった声も多く、8話で動きを見せる可能性が高い候補 の一人でしょう。
候補③ 二人同時説（三宅＋忽那）
SNSで一部盛り上がっているのが、「三宅すずと忽那翡翠、二人が座敷童を演じているのでは？」 という説です。
単独では説明できない行動や伏線も、複数犯であれば整合性が取れる という指摘が根拠になっています。
例えば、一方が情報を操作し、もう一方が現場で動くことで役割分担が可能になり、覆面集団“妖”の複雑な行動にもつながります。
また、複数説の方が「視聴者の予想を裏切るサプライズ展開」にも適しているため、ドラマ的にも十分あり得る仮説です。
果たして8話で、この大胆な二人同時説が裏付けられるのか、注目が集まります。
放送局占拠｜武蔵と大和の共闘は成立するのか？
第8話で大きな注目集めているのが、武蔵と大和の共闘です。7話終盤では、武蔵が伊吹を一緒に止めることを大和に声掛け、長らく敵対してきた二人がついに手を組む展開が描かれました。
この意外な展開にSNSでも「共闘が胸アツ」「二人が組んだら強そう」といった声が上がっているようで次回への期待感を高めているのではないでしょうか。
共闘の背景には、やはり伊吹の存在が大きく関わっています。
伊吹は武蔵の義弟であり、大和とも深い因縁を持つ人物。
彼の暴走を止めるためには、かつて敵対していた二人でさえ協力せざるを得ない状況に追い込まれたと考えられます。
つまり、この共闘は一時的な同盟にすぎず、目的はあくまで「伊吹を止めること」に絞られているのです。
しかし、ここで重要なのは、武蔵と大和の関係が大きく変わる可能性を秘めている点です。
これまで対立の象徴だった二人が同じ目的に向かうことで、物語は新たな段階に突入します。
共闘が本格的な絆へと変化するのか、それとも一時的な協力で終わるのか。
いずれにしても、この展開が傀儡子の存在や座敷童の正体とどのように結びつくのか、視聴者にとって見逃せない要素となるでしょう。
また、共闘をきっかけに新たな伏線が明かされる可能性も高く、8話は一層緊迫感を増す回になりそうです。
放送局占拠｜黒幕・傀儡子の存在に迫る！
覆面集団“妖”の背後にいるとされるのが「傀儡子（くぐつし）」 です。
これまでの物語でその名前だけが明かされてきましたが、実際の姿や正体は依然として謎に包まれています。
傀儡子は“妖”に指示を出す存在であり、局を混乱させる一連の行動を操っている黒幕的立場にあることは間違いありません。
ここで注目したいのは、やはり座敷童との関係性です。
座敷童は妖の一員として登場しましたが、その動きが単独のものなのか、それとも傀儡子の命令を受けて動いているのかによって、物語の意味合いは大きく変わります。
もし座敷童が傀儡子の駒にすぎないなら、正体が判明してもさらに上位の存在が待ち受けていることになりますし、逆に傀儡子＝座敷童という衝撃的な展開も考えられるでしょう。
SNSでも「内部の人物が傀儡子に化けているのでは？」「外部から操っている別勢力なのでは？」といった声が見られ、考察合戦はますます盛り上がりを見せています。
現時点で断定はできませんが、傀儡子の存在は最終章へ向けた最大のカギ であることは間違いありません。
第8話でその正体の一端が示されるのか、それとも最終回まで持ち越されるのか――その行方に注目が集まります。
まとめ｜8話の焦点は座敷童と傀儡子
第8話の見どころは、やはり座敷童の正体に尽きるでしょう。
これまでの展開を振り返ると、単に覆面集団“妖”の一員というだけでなく、物語の核心に関わる存在であることが示唆されています。
その背景には、過去に起きた「鎌鼬事件」が深く結びついていると考えられます。
鎌鼬事件では、報道記者の安室光流が殺害された ことが大きな衝撃を与えました。
座敷童は、その安室に縁のある人物なのではないかと推測されています。
考えられる可能性としては、彼女の立場だった人物、兄弟姉妹関係、あるいは親友のように大切な存在など、複数の背景が想像できます。
どの関係性であっても、座敷童が安室光流に深く関わる人物だとすれば、その動機や行動には強い説得力が生まれるはずです。
さらに、鎌鼬事件がなぜ起きてしまったのかという事件の背景そのものも、今後の物語で明かされていく可能性があります。
その真相を解き明かす上で欠かせないのが、やはり“妖”を操る黒幕＝傀儡子の存在でしょう。
座敷童が傀儡子の駒なのか、それとも別の立場から真相に迫るのか――8話では両者の関係性がより明確に描かれるはずです。
果たして座敷童の正体は誰なのか。そしてその背後に潜む傀儡子とは何者なのか。
すべての謎は「鎌鼬事件」とつながっていると考えられ、8話はシリーズの大きな転換点になることは間違いないでしょう。
『放送局占拠』は毎話ごとに衝撃の展開が続きます。
本記事で紹介した回以外のあらすじ・ネタバレ考察もまとめていますので、ぜひ全話まとめ記事からご覧ください。
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