シバのおきて4話が放送されましたね?
今回もまあ色々とありました(笑)
毎回見るたびにハプニングがあるから、ほんと見てて飽きないのがこのドラマ。
犬バカ編集部の面々と福助のコンビが生み出す空気感、回を重ねるごとに味が出てきました。
今回は“犬は家族のかすがい”がテーマ。
どこか日常にもリンクするようなシーンが多く、思わず「うちの犬もそうかも」と感じた人も多いはず。
この記事では、第4話のあらすじと人間ドラマの考察、さらに『シバONE』第4号で描かれた編集部の新企画までをじっくり振り返っていきます。
どうぞ最後まで楽しんでください。
シバのおきて4話あらすじ|犬は家族のかすがいだった
「シバONE」は廃刊の危機を乗り越え、再び走り出した。
しかし編集部の相楽(大東駿介)は原稿トラブルに追われ、苦し紛れに始めた「シバ川柳」が思わぬ大ヒット。
編集部は社内で再注目され、勢いづく。
そんな中、相楽は福助をスター犬にしようと無理な撮影に挑むが、過激な“犬かき”撮影で福助が溺れかけてしまい、妻・亜衣(瀧内公美)は撮影NGを言い渡す。
失意の相楽は自ら“犬の目線”で取材を試みるも、不審者と間違われて交番送りに。
自分では福助の代わりになれない現実を痛感する。
一方で編集部では、新企画「昭和の犬文化」撮影がスタート。
石森(飯豊まりえ)は父が母に贈ろうとしていた服を持参し、ひとみやボムも加わってにぎやかな撮影となる。
相楽の謝罪を受け入れた妻は福助の復帰を許し、3匹がそろって撮影に臨む姿に編集部の笑顔が戻る。
ラストでは、ひとみが石森家の正式な家族となり、犬たちが再び“絆”をつなぐ存在として輝きを放った。
さらに滑沢動物病院の院長・好美(松坂慶子)の「犬は家族のかすがいになる」という言葉が心に響き、新たな企画「仲裁戦隊シバレンジャー」誕生のきっかけとなる。
犬たちは人間の心の橋渡し役として、これからも編集部の希望を象徴していく。
シバのおきて4話考察|犬が見ていた“家族の心理”と相楽夫妻の変化
相楽夫妻のすれ違いは、仕事と家族のバランスを崩したことで生まれたものだったと思います。
相楽は「福助をスターにしたい」と純粋に信じていたけれど、その裏には“結果を出さなきゃ”という焦りがありました。
一方で妻・亜衣は、そんな彼の頑張りを理解しつつも、危険な撮影を見て「何のための仕事なの?」と疑問を抱いたはず。
犬の福助はその空気を敏感に感じ取り、あの“犬かき事件”が起こったのも、もしかすると家族の緊張を映したような出来事だったのかもしれません。
犬は言葉を話せないけれど、心の動きを鏡のように映す存在。
だからこそ、福助の不安そうな表情が視聴者の胸に刺さったのではないでしょうか。
やがて相楽が「自分では福助の代わりになれない」と気づいたとき、それは“家族を信じる”という原点への回帰でもありました。
第4話は、人が犬を育てているようでいて、実は犬に支えられている——そんな“優しさの循環”を描いた回だったと感じます。
『シバONE』第4号特集まとめ|編集部が仕掛けた新たな挑戦
第4話では、編集部が新たに動き出した『シバONE』第4号の特集が大きな見どころとなりました。
犬を通して家族や社会を見つめ直す企画が次々と誕生し、まさに「犬バカ編集部」らしい発想が光ります。
今回はそんな編集部の挑戦をまとめてご紹介します。
「昭和の犬文化」特集で描くノスタルジーと家族愛
編集部が立ち上げた新企画「昭和の犬文化」は、どこか懐かしさと温かさを感じさせる特集でした。
石森(飯豊まりえ)が父・やすから預かった昭和レトロな服を持参し、当時の犬と人との距離感を再現する撮影がスタート。
背景には、物が少なくても“心のつながり”を大切にしていた時代へのリスペクトがあります。
犬が庭先で家族を見守る風景、散歩道の笑顔、そんな昭和の原風景を今に伝えるこの企画は、単なる懐古ではなく「犬と人の関係の原点」を問い直す試みでもありました。
「仲裁戦隊シバレンジャー」誕生!犬が家族を救うヒーローに
滑沢動物病院の院長・好美(松坂慶子)の言葉「犬は家族のかすがいになる」から生まれたのが、新企画「仲裁戦隊シバレンジャー」。
福助、ひとみ、ボムの3匹が、それぞれの個性を生かして家族のケンカを仲裁するというユニークな設定です。
取材では、福助が“やめて”のサイン「カットオフ」を見せたり、ひとみが物陰に隠れたりと、犬たちのリアルな反応を通じて家庭の心理を描き出しました。
犬が持つ“空気を読む力”をテーマにしたこの企画は、笑いと感動の中に、家族を見つめ直すメッセージが込められています。
「突撃!隣の犬ごはん」始動|妻・亜衣が新担当に
福助の復帰をきっかけに始動した新企画「突撃!隣の犬ごはん」は、編集部に新しい風を吹き込みました。
担当を任されたのは、相楽の妻・亜衣(瀧内公美)。
これまで“裏方”だった彼女が、ついに誌面デビューです。
テーマは「犬と人が一緒に楽しめる食卓」。
全国の飼い主の元を訪ね、愛犬の手作りごはんや家族とのエピソードを取材するという内容で、まさに“心が満たされるフード特集”。
福助への思いを原動力に、仕事と家庭をもう一度つなぎ直す亜衣の姿が印象的で、優しさにあふれた新章の幕開けとなりました。
まとめ|犬が教えてくれた“優しさ”と次なる挑戦
第4話は、犬がどれほど人の心を理解し、寄り添っているかを改めて感じさせる回でした。
福助をはじめ、ひとみやボムが見せた行動の一つひとつに“家族を思う優しさ”が詰まっていましたね。
人間同士がぶつかり合う中でも、犬は常にその空気を読み取り、穏やかに関係をつなごうとする。
そんな姿に多くの視聴者が癒やされたはずです。
ラストでは編集部も家族も笑顔を取り戻し、新企画「突撃!隣の犬ごはん」がスタート。
次回はどんな形で犬たちが人の心を救ってくれるのか、ますます期待が高まります。
『シバのおきて~われら犬バカ編集部~』は、犬と人との“絆”を描くハートフルドラマ。
各話で描かれるテーマには、笑いの中に深いメッセージがあります。
これまでの放送をまだ読んでいない方は、ぜひ1話から順にチェックしてみてください。
👉シバのおきて全話まとめ|犬バカ編集部の涙と感動!キャスト編集部情報
アラカンサヲリのひとこと
犬は人の“心の空気”を読む——今回のテーマはまさにそこでしたね。
「犬は家族のかすがい」という言葉の意味が、福助たちを通してとても丁寧に描かれていました。
親のケンカが子どもに影響を与えるように、犬もまた家庭の空気に敏感。
福助の「やめて」のサインや、ひとみが“隠れる”行動を見せたシーンは、犬が家族の感情をどれほど受け止めているかを教えてくれました。
日常でも、犬のストレスサインに気づくことは大切。穏やかな声で話しかけてあげるだけで、犬は安心します。
私も以前犬を飼っていましたが、愛情をかければかけるほど、犬は家族を見守る存在になっていくのを実感しました。
子どもを叱ると犬まで隠れてしまったり、心配そうにこちらを見つめたり。
うちには猫もいて、出産のときはそっとそばで見守り、子猫を守る姿が忘れられません。
あの優しさや気遣いを思い出すと、今回の第4話は胸がじんわり温かくなりました。
石森と上村の距離も少しずつ近づいて…次回がますます楽しみです。
最後まで読んでいただきありがとうございました<(_ _)>

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