「シバのおきて~われら犬バカ編集部~」。
タイトルを聞いただけで、ちょっと面白そう!ってどんなドラマなんだろうって興味が湧いてしまった私ですが、クスッとしてしまう人もいるのではないでしょうか。
犬と編集部、なんだか不思議な組み合わせですが、このドラマはそのギャップこそが魅力です。
大好きな犬と共に過ごす時間に癒されながらも、仕事や人間関係ではうまくいかない…そんなもどかしさを抱える人に、きっと共感と元気を届けてくれるはず。
笑って泣いて、時には犬たちの真っすぐな眼差しにハッとさせられる——そんな瞬間がぎゅっと詰まった物語です。
編集部という職場の中で、人と犬がどう関わり合い、どんな出来事が起きていくのか?
物語を追ううちに、犬と人間の関係だけでなく、自分自身の“身近な大切な存在”を思い出すかもしれません。
このドラマはただの犬もの作品ではなく、見終わった後に心が少し軽くなるような、そんな温かさに満ちています。
さらに、犬が登場するシーンでは「かわいい」だけでなく、どこか人生に響く深いメッセージが隠されているのも見どころ。
日常の疲れを癒やしてくれる優しさと、思わず涙がこぼれる感動が待っている…そんな期待を胸に、この記事では放送とともに全話を追いかけ、その魅力を余すことなくお届けしていきますので楽しんでいってくださいね。
シバのおきてをもっと楽しむための基本情報
「シバのおきて~われら犬バカ編集部~」は、2025年9月30日(火)からNHK総合のドラマ10枠で放送がスタートする連続ドラマです。
放送は毎週火曜の夜10時から45分間、NHKプラス(10月1日から「NHK ONE」)同時配信され、再放送は金曜の深夜0時35分から予定されています。
全9回で構成されるこの作品は、犬と人間が織りなすユーモラスで温かなドラマとして注目を集めているようです。
原作はノンフィクション作家・片野ゆかさんの『平成犬バカ編集部』。
日本犬専門誌『Shi-Ba』を舞台に、編集部員と愛犬たちの笑える逸話や社会の変化を描いた作品をベースにしています。
脚本は徳尾浩司さんが担当し、音楽はインストゥルメンタルバンド「YOUR SONG IS GOOD」が手がけるなど、制作陣も個性豊か。
さらに本作のユニークなポイントは、柴犬たちの“声”を俳優が演じる演出で、福助役を柄本時生さん、ボム役を津田健次郎さんが担当します。
犬と人間の関係を新しい切り口で描くこの作品は、放送前からSNSでも「犬好き必見」と話題になっており、幅広い世代の視聴者に響くこと間違いなしではないかな。
毎回どんなエピソードが飛び出すのか、犬と人間の心をつなぐ物語をぜひ楽しみにしていてください。
次はキャストや編集部メンバーの顔ぶれを見ていきましょう。
シバのおきて|犬バカ編集部の仲間たち(キャスト紹介)
ドラマ「シバのおきて~われら犬バカ編集部~」を彩るのは、個性豊かなキャラクターと実力派キャストたち。
編集部を立ち上げる主人公・相楽俊一を中心に、犬が苦手な新人、ベテラン編集者、賑やかなカメラマン、頼れる獣医師、そして編集部を取り巻く仲間たちが集結します。
さらに物語を盛り上げるのは、編集部の“スタッフ犬”たち。ここでは登場人物ごとにキャストと役柄を紹介していきます。
大東駿介|主人公・相楽俊一
主人公の相楽俊一は、不器用で気配りが苦手な雑誌編集者。
かつてパチンコ雑誌で大ヒットを飛ばした実績を持ちながら、強引なやり方が部下の反発を招き、社内で孤立してしまいます。
崖っぷちの状況の中で彼を支えたのは、愛犬の柴犬・福助の存在。福助とともに再起をかけて立ち上げたのが柴犬専門誌「シバONE」です。
編集部の仲間とぶつかり合いながらも、犬と人の絆を信じて奮闘していく姿が描かれます。
石森玲花|飯豊まりえ
石森玲花は、入社時からサッカー雑誌への配属を希望していた新人編集者。
しかし希望に反して「シバONE」編集部に配属され、犬が苦手な彼女にとっては思わぬ試練の日々が始まります。
率直すぎる物言いで周囲と衝突することも多く、編集長の相楽俊一とも何かと対立しがち。
しかしその一方で、トラブルを恐れず意見をぶつける姿勢は編集部の中で重要な役割を果たしていきます。
犬との距離をどう縮めていくのか、成長の過程も見どころのひとつです。
新藤陽人|篠原悠伸
編集部に突然現れる謎めいた存在が新藤陽人。
彼の行動や言葉は周囲を戸惑わせながらも、物語の展開に大きな影響を与えていきます。
過去や目的が明かされないミステリアスな立ち位置は、犬バカ編集部の面々にとっても未知の刺激。彼が編集部に絡むことで、仕事に追われる日常に思わぬ波紋が広がります。
予測不能なキャラクターだけに、どんな役割を担うのか視聴者の関心を集める人物です。
三田博之|こがけん
三田博之は『シバONE』編集部のカメラマン。
持ち前の明るさとユーモアで場を盛り上げながらも、カメラを構えると犬たちの自然な表情を的確に切り取る腕前を発揮します。
黒柴のボムと白柴のひとみを溺愛しており、犬への愛情は編集部随一。
少しお調子者のように見えますが、その人懐っこさで人と犬の距離を縮める大切な役割を果たしていきます。
編集部の雰囲気を和ませる存在として、欠かせないキャラクターです。
清家めぐみ|片桐はいり
清家めぐみは編集部のベテラン編集者。経験豊富で冷静な判断力を持ち、時に厳しく時に温かく若手を支える頼れる存在です。
編集長の相楽俊一とは過去に因縁があり、その関係性が物語に緊張感を与えることも。
独特の存在感と飄々とした佇まいで、編集部の中で一目置かれる存在です。
芯の強さと優しさをあわせ持つ清家は、犬バカ編集部にとって欠かせない精神的支柱といえるでしょう。
滑沢好美|松坂慶子
滑沢好美は、編集部の近くにある動物病院の院長。豊富な獣医師としての知識を活かし、ときに犬の健康や飼育に関するアドバイスを行いながら「シバONE」の記事制作にも協力します。
人情味あふれる温かさで編集部員や犬たちを支え、頼れる存在として物語に厚みを与えます。
犬の指圧に詳しいなどユニークな一面もあり、編集部が困ったときに力になってくれる欠かせないキャラクターです。
上村智輝|水川かたまり
上村智輝は仏像研究者でありながら、石森玲花のフットサル仲間という意外な一面を持つ人物。
専門外の存在ながら、編集部員と交流を重ねる中で石森にとって良き相談相手となります。
編集の仕事や犬との関わりに悩む彼女の心を和らげる役割を担い、物語のサイドストーリーを豊かに彩ります。
少し風変わりで知的な雰囲気を漂わせながらも、人間味あるやり取りが視聴者の共感を呼ぶキャラクターです。
相楽亜衣|瀧内公美
相楽俊一の妻・亜衣は、家族の中で最も福助の気持ちを理解している存在。
家庭を支えるしっかり者でありながら、時に夫の暴走をやんわりと止めたり、優しく背中を押したりと、編集長として奮闘する俊一を陰で支えます。
犬と家族の橋渡し役として描かれる場面も多く、物語の温かさを際立たせる重要なキャラクターです。
相楽咲|有香(子役)
相楽家の長女・咲は、福助と大の仲良し。無邪気な笑顔と子どもならではの感性で、犬と人との距離を自然に縮めていきます。
父・俊一にとっても心の支えとなる存在で、家族の中で最も純粋な目線から物語を映し出していきます。
福助と過ごす時間を通して成長する姿は、視聴者にとっても癒やしと共感をもたらすことでしょう。
平塚銀次|黒田大輔
平塚銀次は、編集部の入るビルの1階で喫茶店「ファンファーレ」を営む店主。
出版界の裏事情にも詳しく、俊一や玲花にとって気軽に立ち寄れる場所を提供します。
編集部の常連たちが集う憩いの場として、物語にユーモアと人情味を添える存在です。
御手洗匡|勝村政信
御手洗匡は、「シバONE」を発行する早見出版社の社長。
俊一や編集部の活動を支える立場にありながら、ときに経営的な視点から厳しい判断を下すことも。
俊一とはよく対立しながらも、そのやり取りが物語に現実味を与えるキャラクターです。
島池道哉|川島潤哉
島池道哉は、石森玲花がかつて所属を望んでいた「サッカーマガジン」の編集長であり、彼女の元上司でもあります。
冷静な視点で編集の現場を見つめ、玲花にとっては意識せざるを得ない存在。
登場シーンは限られながらも、彼女の成長を際立たせる役割を担います。
福助|声:柄本時生(白柴)
福助は主人公・相楽俊一の飼い犬で、「シバONE」編集部のスタッフ犬1号。
2歳の雄で、温厚で細かいことを気にしない性格の持ち主です。
のんびり屋ながらも、編集部がギスギスしがちな場面では自然と雰囲気を和らげ、まさに癒やしの存在。
俊一にとっては心の支えであり、家族や編集部員にとっても欠かせない仲間です。
ちょっぴりお調子者の一面もあり、ボムやひとみといった仲間犬たちに慕われるリーダー的役割を果たしていきます。
声を担当するのは俳優の柄本時生さんで、犬の素直な気持ちをコミカルに伝えてくれます。
ボム|声:津田健次郎(黒柴)
ボムはカメラマン三田の愛犬で「シバONE」編集部のスタッフ犬2号。
8歳の雄で、どこか兄貴分のような落ち着きを持ち合わせています。
女性好きな飼い主に似てか、少しお調子者な面もありますが、福助を弟分のようにかわいがる面倒見の良さも魅力。
お洒落なファッションを楽しむ姿も印象的で、存在感は抜群です。
編集部の犬たちの中ではムードメーカー的な役割を担い、にぎやかに場を盛り上げてくれるキャラクター。
声を演じる津田健次郎さんの落ち着きある声色が、ボムの頼れる兄貴感をさらに引き立てています。
キャスト見ただけでもなんか面白いなーんて思っちゃう(っ´∀`c)
次にシバのおきてのあらすじ(全体)を紹介していきますね。
シバのおきてのあらすじ|犬と人がつなぐ物語
「シバのおきて~われら犬バカ編集部~」は、人生のどん底に立たされた雑誌編集者が、愛犬の柴犬をきっかけに再起をかける物語です。
主人公の相楽俊一は、かつて大ヒット雑誌を生み出したものの部下からの信頼を失い、社内で孤立する崖っぷちの編集者。
そんな彼にとって心のよりどころとなったのが、無邪気で温かな存在の白柴・福助でした。
俊一は福助とともに、柴犬専門誌「シバONE」を立ち上げる決意をします。
集まった仲間は、犬が苦手な新人や個性的すぎるベテラン、自由奔放なカメラマンに獣医師まで、まさに一筋縄ではいかない面々。
犬好きの集まりどころか、衝突やトラブルの連続で、編集部は波乱に満ちています。
しかし、犬たちのけがれなき存在が、彼らの心を少しずつ解きほぐしていきます。
さらに本作のユニークな特徴は、犬たち自身が“声”を持っていること。
素直でユーモラスなつぶやきが編集部員たちの物語に彩りを添え、人と犬の関係をよりリアルに感じさせてくれます。
仕事に追われる大人たちが、犬と共に成長していく姿は、見る人に笑いと感動を届け、日常の中で忘れかけていた大切な気持ちを思い出させてくれるはずです。
犬たちが放つメッセージは、視聴者にとっても心に残る大切な言葉となるでしょう。
シバのおきて全話あらすじネタバレまとめ
シバのおきて~われら犬バカ編集部~1話
かつてパチンコ雑誌でヒットを飛ばした編集長・相楽俊一(大東駿介)は、部下の反発で職を失い、新雑誌の立ち上げを命じられる。
愛犬の白柴・福助を相棒に選び、犬専門誌「シバONE」をスタートさせるが、犬嫌いの新人編集者・石森玲花(飯豊まりえ)と早くも衝突。
さらにベテランの清家(片桐はいり)、カメラマンの三田(こがけん)、獣医師・滑沢(松坂慶子)ら個性的な仲間が加わり、編集部は波乱含みの船出を迎える。
👉シバのおきて1話ネタバレ|福助が導く犬バカ編集部始動!謎の男登場?
シバのおきて~われら犬バカ編集部~2話
創刊号を出したばかりの「シバONE」編集部は、次号企画の撮影に挑むことに。
しかし撮影現場は犬も飼い主も思うように動かず大混乱。
崖っぷちの状況に追い詰められる中、福助の仕草が仲間たちに小さな希望をもたらすが、廃刊の危機も迫っていて…。
👉シバのおきて2話ネタバレ|福助の脱走が教えた“絆”の形とは
シバのおきて~われら犬バカ編集部~3話
「シバONE」は次号で30万部を売らなければ廃刊という崖っぷちに立たされる。
突然の現実に編集部は動揺し、仲間たちは離れていくが、石森(飯豊まりえ)の「福ちゃんが報われないまま終われない」という言葉が再びチームを動かす。
相楽(大東駿介)は再び仲間のもとへ頭を下げ、編集部は涙の再集結を果たす。
第三号のテーマは「犬バカだよ全員集合!」。
福ちゃんを中心に数々の特集を作り上げるなか、相楽は犬たちの気持ちを詠んだ“シバ川柳”を生み出す。
その想いが多くの人の心を動かし、廃刊の危機に光が差しはじめる。
👉シバのおきて3話ネタバレ|廃刊危機⁉福ちゃんが導いた奇跡とは
シバのおきて~われら犬バカ編集部~4話
👉放送後随時更新しますので楽しみにお待ちください_(._.)_
まとめ|犬と人の絆を描く編集部の物語に癒やされる
「シバのおきて~われら犬バカ編集部~」は、犬と人間の関係をコミカルに、そして温かく描いた新しいタイプのヒューマンドラマです。
主人公の相楽俊一が崖っぷちから立ち上がる姿はシリアスだけれど、そばにはいつも柴犬・福助がいてくれる。
犬って本当に、人の心を救ってくれるんだなと感じさせてくれますよね。
編集部の仲間たちも個性的なキャラクタぞろいで、衝突ばかりだけど、その裏には仕事や人生に対する熱意がある。
そんな人間模様と、犬たちの素直でピュアな存在が合わさることで、心にじんわり響く物語になっています。
このドラマの面白いところは、犬たちの声がちゃんと聞こえること。
福助やボムが人間にツッコミを入れたり、ひとみがちょっとした本音を漏らしたりするだけで、笑いながらも「犬って本当にこう思ってるのかも?」と想像がふくらんでしまいます。
犬好きにとってはたまらない演出だし、犬を飼っていない人でも「もし自分の隣に犬がいたら…」と想像できて楽しいはず。
編集部の奮闘、犬たちとの交流、そして仕事や人生に悩む大人たちが犬の存在によって癒やされていく過程は、毎回の放送を重ねるごとに深みを増していきそうです。
笑いあり涙あり、そして癒しあり。見終わったあとに「今日も頑張ろう」と思えるドラマ、それが「シバのおきて」です。
犬と人がつむぐ絆の物語を、一緒に楽しんでいきましょう。
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