「19番目のカルテ」最終章へ突入しこの物語の最終回まであと残る1話。
最後まで見逃せませんね。
今回7話では、徳重(松本潤)が夏休みを利用して島を訪れるところから始まります。
そこは、彼が総合診療医を志すきっかけとなった原点のような場所。
久しぶりに恩師・赤池(田中泯)と再会し、穏やかな時間を過ごすのですが、ふとした仕草や言葉に徳重は小さな違和感を覚えてしまいます。
その違和感が何を意味しているのか──師弟の関係、そして医療現場の未来にどんな影を落としていくのか、気になるところですよね。
一方、徳重が留守の間に動き出すのは滝野(小芝風花)。
康二郎(新田真剣佑)からの依頼を受けて、不安を抱える患者・小田井の診療にあたることになります。
手術を前に揺れる患者の心とどう向き合うのか。滝野にとっては大きな試練であり、成長の瞬間になりそうです。視聴者としても胸を打たれるシーンになるのではないでしょうか。
さらに病院内では、院長選をめぐる権力争いが加速。
収益重視の外科医・東郷(池田成志)が優位に立ち、総合診療科を排除しようと動き出します。
これまで北野院長(生瀬勝久)が守ってきた理念は、このままでは風前の灯に。経営と理想がぶつかり合う展開にハラハラさせられそうです。
「原点」「違和感」「権力争い」。この三つの軸が交わる第7話は、いよいよ物語が最終章に入っていく大事な内容になっていきます。
あらすじと見どころを、楽しんでいってください。
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19番目のカルテ第7話のあらすじ|徳重(松本潤)が赤池(田中泯)の表情に感じた小さな異変とは?
夏休みに入り、徳重(松本潤)は足を延ばして島を訪れます。
そこは総合診療医を志した大切な原点の場所であり、徳重にとって思い出の地でもありました。
再会したのは、かつて彼を導いてくれた恩師・赤池(田中泯)。
笑顔を交わしながら会話する二人の姿は、とても温かくどこか親子みたいな関係性のふたり。
医師として長年人の表情を診てきた徳重の目には、赤池のちょっとした仕草や言葉の間に、どうしても見過ごせない“違和感”が映り込んでしまうのです。
一方そのころ、徳重の留守を預かる滝野(小芝風花)は、新人らしい真っすぐさと不安を胸に患者と向き合っていました。
彼女が担当することになったのは、手術を控えて心が揺れている小田井(マギー)。
康二郎(新田真剣佑)の依頼を受けて診察に加わる、患者の恐れや迷いにどう寄り添えばいいのか、滝野自身も目の前のできることに徹します。
そして病院内では、院長選挙をめぐる動きが激しさを増していきます。
収益重視の東郷(池田成志)が勢いを強め、総合診療科を縮小・廃止に追い込もうとする流れが加速。
現院長・北野(生瀬勝久)の築いた理想と、病院経営の現実が正面からぶつかり合う気配を見せ始めます。
こうして第7話は、徳重の「原点」となる再会の物語、滝野の挑戦、そして病院を揺るがす権力争いという三つの出来事が同時に進んでいきます。
赤池の表情に潜む違和感が、やがて物語全体を揺るがす鍵となるのかもしれません。
19番目のカルテ7話考察|赤池の違和感は何を意味する?
久しぶりに再会した赤池(田中泯)は、相変わらず落ち着いた雰囲気で徳重を迎え入れます。
しかし徳重の目には、赤池の表情やしぐさに、どこか以前とは違う“かすかな揺らぎ”が映ります。
言葉の選び方や声の調子、立ち上がるときの動きのぎこちなさ…。
それは一般の人なら気づかないほど小さな変化かもしれませんが、日々患者の変化を見逃さない総合診療医だからこそ、徳重は違和感を強く意識してしまうのでしょう。
その違和感が何を示しているのかは、まだ明らかではありません。
加齢による自然な変化なのか、あるいは病の兆しなのか。師である赤池に診断を下さなければならない日が来るのだとしたら、徳重にとっては医師として、そして弟子として非常に苦しい立場になります。
かつて救急医から総合診療医へと進む道を決意させてくれた人物が、今度は“診るべき患者”となるのかもしれない。そう考えるだけでも胸が締めつけられますよね。
物語的にも、この違和感は第7話だけの小さな伏線ではなく、最終章に向けた大きなテーマにつながる可能性が高そうです。
師弟の信頼関係がどう揺らぎ、そして医療という舞台の上でどんな意味を持ってくるのか──。視聴者にとっても見逃せないポイントになりそうです。
ここでちょっと一息アラカンサヲリのひとこと
徳重はきっと赤池先生のことを知ってか積極的にはおかしいことは聞こうとしませんでしたね?赤池先生の愛弟子である徳重との関係は本当に深みを感じます。
そして滝野みずきは一人でお留守番ではありますが、いろんな科の先生たちのアドバイスを聞いたりしながら、ちゃんと独り立ちをしていました。
ここで思うことはやっと総合診療科がさまざまな先生たちに受け入れられたような感じでしたね。
なんか見ているこっちがちょっとほっとしました。
19番目のカルテ7話|滝野と小田井のエピソード!不安とどう向き合うか?
徳重が島を訪れている間、病院では滝野(小芝風花)がひとり前に立たされる場面が訪れます。
彼女に託されたのは、手術を目前に控え、不安で押しつぶされそうになっている患者・小田井(マギー)の診療だった。
康二郎(新田真剣佑)からの依頼で診察に加わった滝野は、患者の心にどう寄り添うかという大きな課題に直面します。
小田井の不安は「手術が怖い」という単純なものではなく、病気や先の生活への不安、そして「自分は本当に乗り越えられるのか」という様々な心の揺れが重なったものでした。
総合診療医はただ症状を診るだけでなく、患者が抱える不安や背景にも耳を傾けなければなりません。
滝野にとっては、まさに総合診療科の“医師としての覚悟”が試される瞬間がきたのです。
これまで徳重に支えられながら学んできた滝野が、患者に真正面から向き合う姿は、成長の証にも見えそうです。
小田井の不安を少しでも和らげ、前を向かせることができるのか。
彼女の声かけや態度ひとつで、患者の気持ちが変わっていくかもしれない。
そんな人間味あふれるシーンが、この第7話の温かい見どころになりそうですね。
さらに、この経験は滝野にとって医師としてだけでなく、人としても大きな学びになるでしょう。
19番目のカルテ7話|院長選は行方は?総合診療科の未来はどうなる?
徳重が島で過ごしているその頃、病院内では次期院長選をめぐる大きな動きが進んでいました。
これまで徳重を招き入れ、総合診療科を支えてきた北野院長(生瀬勝久)ですが、その地位は決して安泰ではありません。
候補として名乗りを上げた外科医・東郷(池田成志)は、収益を最優先するスタイルで院内の支持を集め、着実に優勢へと傾いていきます。
東郷が院長になれば、総合診療科は病院経営に“不要”と判断され、縮小や廃止の方向に追い込まれてしまう可能性も⁉
徳重や仲間たちがこれまで築いてきた「人を丸ごと診る医療」が失われかねない状況です。
理念と利益、どちらを選ぶのかという問いが、病院全体に突きつけられているようでもあります。
でも、周囲はどちらかといえば総合診療科を応援しているようにうかがえます。
康二郎(新田真剣佑)の心境にもかなり大きく変化がみられたのではないでしょうか。
父親を裏切るわけではないけど、自分の意思で動いていました。
この先、誰が院長になるかによって医師や患者の立場、病院の空気までもが大きく変わる可能性がありますが、外科医の東郷への反論が起こりそうな予感。
今後選挙戦がどうなるか?そして総合診療科は既存できるのか?今後注目していきたいですね。
19番目のカルテ第7話|見どころと今後の予想
第7話の大きな見どころは、やはり徳重(松本潤)が原点の島で再会する赤池(田中泯)の存在でしょう。
再会の温かさの中に潜む“違和感”が物語を大きく動かす伏線になりそうで、彼の症状や隠された真実が今後どのように描かれるのか注目されます。
師弟という関係が、医師と患者という立場に変わっていくのかもしれない──そのドラマチックな展開を予感させます。
また滝野(小芝風花)と小田井(マギー)のエピソードも欠かせません。
患者の不安とどう向き合い、寄り添うかというテーマは、総合診療科らしい物語の核でもありました。
滝野にとってこの経験は確実に成長の一歩となり、今後の物語での役割にも深みを与えてくれるはずです。
さらに、病院内の東郷(池田成志)の立ち位置も変わってくるのではないでしょうか。
総合診療科の未来は大きく揺さぶられています。
7話終盤に赤池先生の様子を見てきた徳重がまだ決定ではないが診断した。
赤池先生は徳重に嘘を言ってごまかそうとするが徳重は聞かず赤池先生の本音を聞きたいと願う。
しかし赤池先生は聞こうとしなかった。そのあとに赤池先生が徳重の目の前で倒れてしまった。
いよいよ次週は最終回!赤池先生は徳重とちゃんと向き合えるのでしょうか?涙の最終回になりそうですね。
最後にアラカンサヲリのひとこと
いよいよ次週は最終回です。
赤池先生はどうなってしまうのでしょうか?やはり愛弟子にはみられたくないのかな?意地を張っているようにもみえましたし、心配をかけたくないという気持ちもあるのでしょうか?
あと最後堀田さん(津田健次郎)が無事にテレビに復帰していましたね?そこでみせた康二郎(新田真剣佑)の表情…少し微笑んでいたのがとても印象的でした。
最終回では彼がどう変わるのかも楽しみです。
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