大追跡第4話あらすじ(ネタバレあり)感想|SSBC大ピンチ⁉犯人の狙いは?

ドラマ『大追跡~警視庁SSBC強行犯係~』。

第4話では、まさかの“報道取材”から始まる意外な展開に加え、連続放火事件という難事件がSSBC強行犯係の前に立ちはだかります。

捜査一課からは軽んじられ、ついにはSNSで「無能集団」とまで呼ばれてしまうSSBC――果たして彼らは巻き返せるのか?

本作は、警視庁内の架空の部署・SSBC強行犯係を舞台に、各分野のスペシャリストたちが地道な捜査を積み重ねながら事件解決を目指す群像ドラマ。

回を重ねるごとにキャスト陣の関係性や持ち味も深まり、静かに見応えを増しています。

第5話では、捜査現場の映像が“ジャミング”により映らないという状況や、木沢によるプロファイリングの成否が物語を左右するなど、これまでとはひと味違ったアプローチが描かれています。

緊迫感と同時に、どこか人間臭さもにじむSSBCメンバーのやり取りは見どころのひとつです。

現在TVerやTELASAでも配信されており、視聴率は目立つ数字ではないものの、SNSを中心にコアなファンを獲得しつつある様子。

ドラマ全体として“地味だけど面白い”という声も多く、今後の伸びが気になる作品です。

この記事では、第4話のあらすじを振り返りながら、放火事件の謎やキャラクターたちの動き、そして犯人の狙いについても掘り下げていきます。

SSBC強行犯係に報道取材が殺到⁉ “無能扱い”されるまでのきっかけとは

警視庁SSBC強行犯係に報道番組の取材が入る――そんな異例のスタートで幕を開けた第5話。

インタビューに応じたのは葛原(光石研)や名波(相葉雅紀)、そして地理的プロファイリングを得意とする木沢(伊藤淳史)らおなじみのメンバーたち。

キャスター・清水琴音(水嶋凛)が進行する中、デジタル捜査の重要性ばかりが強調される構成に、捜査一課長の八重樫(遠藤憲一)は明らかに不満げな様子を見せます。

一方で木沢は、ここぞとばかりに自身の技術や功績をアピール。

やや得意げな表情を見せる場面もありましたが、視聴者に“地味だけど頼れる捜査チーム”としてのSSBCの姿を届ける意味では、ある意味では貴重な機会だったとも言えそうです。

ところがその直後、都内で立て続けに放火事件が発生。

現場近くの防犯カメラ映像は、犯行の直前で不自然に途切れており、“ジャミング”による通信妨害が行われた可能性が浮上します。

証拠も少なく、聞き込みでも手がかりは得られず、捜査は難航。次第にSSBC強行犯係への風当たりも強くなっていきます。

やがてSNSでは「SSBCは無能なのでは?」といった書き込みが拡散。

番組に出たばかりの彼らに対して、痛烈な反応が向けられていきます。

信頼を回復できるのか、それとも…? 強行犯係の名に懸けた地道な反撃が、ここから始まっていくことになります。

犯人の狙いは?連続放火事件が発生!映像がない…⁉ 謎はいかに

都内で相次いで発生した連続放火事件。確認された件数は8件。

いずれも人通りが少ない住宅街や路地裏で起き、住民に不安が広がっていた。

捜査一課の青柳遥(松下奈緒)や、SSBC強行犯係の伊垣修二(大森南朋)、名波凛太郎(相葉雅紀)らも緊急対応に追われるが、現場付近の防犯カメラには決定的な映像が残されていなかった。

というのも、多くの現場で“ジャミング”と呼ばれる通信妨害が発生し、犯行時刻の前後に録画が停止していたのだ。

残る1件ではかろうじて、防犯カメラに“フードをかぶった細身の人物”が映っていたものの、顔は確認できず、情報も断片的。

最新の捜査手法を誇るSSBCにとっても、明確な突破口を見つけるのは難しい状況だった。

現場を歩きながらわずかな手がかりを拾おうとする伊垣と名波に対し、青柳は捜査一課としての限界を口にしながらも、事件の異様さには強い警戒感をにじませていた。

一連の放火には、無差別にしては奇妙な“選び方”があり、どこか犯人の意図を感じさせる点も多い。

さらに不穏だったのは、火元が特定できないケースが続出していたこと。

まるで“炎だけが置かれた”ような印象すら残されていた。

犯人の目的は愉快犯なのか?それともメッセージなのか?現場に残された“少なすぎる手がかり”が、この事件の不気味さを際立たせていた。

犯人の行動は?木沢のプロファイリングが導いた驚きの場所とは

手がかりの少なさに苦戦する中、SSBC強行犯係の木沢理(伊藤淳史)は、事件現場の地図を広げて冷静に分析を始めます。

彼が得意とする「地理的プロファイリング」を使って8件の放火現場をマッピングしていくと、犯行がすべて“ある範囲の円”に収まっていることが判明。

さらに、火災の中心から見てバランスよく配置されている点に注目し「この円の中心に犯人の拠点がある可能性が高い」と断定は避けながらも推測を立てます。

この木沢の読みを受けて、伊垣(大森南朋)と名波(相葉雅紀)は、彼が割り出した“拠点と思しき場所”へと向かいます。

だが、たどり着いた先はなんと広大な墓地。あまりに意外な場所に、2人も言葉を失います。

人目につきにくく、夜間なら足を踏み入れる者も少ないエリアではあるものの、まさかそこが犯人の潜伏先だとは考えにくく、現地では決定的な手がかりは得られませんでした。

それでも木沢は、ここでの探索が無意味だったとは考えていない様子。

円のバランスや移動範囲の特徴に何らかの意図が隠されていると信じ、冷静にデータの整理を続けていきます。

一方、他のメンバーは新たに手に入った目撃証言や映像解析にもとづいて、フード姿の細身の人物に関する情報を再確認しはじめていました。

現時点では犯人の正体も動機も一切不明のまま。

しかし、木沢の冷静な分析とSSBCメンバーの粘り強い調査が、少しずつ捜査を前に進めているように見えます。

SSBC強行犯係が“無能”でSNS炎上⁉ 広がる拡散の波

プロファイリングに基づいてたどり着いた墓地では、決定的な手がかりを見つけることができなかった。

期待が大きかった分、その結果はSSBC強行犯係の士気にも少なからず影響を与えていた。

そして、そんな空気をさらに冷え込ませるのが、世間からの冷ややかな視線だった。

SNSでは「また外れか」「SSBCは無能集団?」といった書き込みが拡散され、報道番組に登場した直後ということもあって、批判の声は日に日に大きくなっていく。

特に「捜査が迷走している」という印象が広まり、これまで水面下で着実に積み上げてきた彼らの努力は見えづらくなっていた。

青柳遥(松下奈緒)や八重樫課長(遠藤憲一)といった捜査一課側の人物たちも、直接的ではないにせよSSBCに対して皮肉めいた言葉を口にする場面が増え、組織内でも不穏な空気が漂いはじめる。

しかし、名波凛太郎(相葉雅紀)はそんな風当たりの中でも変わらぬ姿勢を貫いていた。

静かに、けれど粘り強く映像を見返し、何か見落としがないかを確認し続ける。

伊垣(大森南朋)もまた、部下の動きを信じ、声高に反論することなくチームを支えていた。

SNSの声がどれほど大きくとも、現場に立ち向かう彼らの覚悟は揺るがない。

次の一手に向けて、SSBC強行犯係の静かな反撃は、着実に始まりつつあった。

第9の放火で揺れる捜査線とSSBC強行犯係の逆転の一手!ついに反撃開始!

突如発生した“第9の放火”は、それまでの地理的パターンを完全に外れた場所で起きたものでした。

これまでの8件を地図上にマッピングし、プロファイリングによって拠点を推定していた木沢でしたが、その予測から大きく外れた犯行場所に、SSBC強行犯係の面々も一瞬、言葉を失います。

拠点とされた墓地にも何の手がかりもなく、情報は振り出しに戻ったかのように思われました。

しかし、この“型破り”な第9の火こそが、逆に犯人像を浮き彫りにする鍵となっていきます。

地理的な法則に従っていたように見えた犯人の行動が、なぜここで突然逸脱したのか。

その“ズレ”にこそ意図があるのではと、伊垣や名波たちは捉え直し、捜査の再構築を始めるのです。

さらに、犯人があえてプロファイリングの裏をかいたかのような動きを見せたことから、SSBCの捜査が何らかの形で見られている可能性も浮上。

ネット上では“無能”なんて言われていたSSBC強行犯係ですが、

その裏でじわじわと捜査の網を広げていく姿は、むしろ逆転の気配すら感じさせます。

一見すると裏切られたかのようなプロファイリングの結果が、犯人の思考と行動パターンを見抜くための“揺さぶり”として活かされ始める展開は見応え十分。

SSBC強行犯係が本来持っている粘り強さと冷静さが、ついに真価を発揮し始めた――そんな瞬間が描かれていたように感じられました。

木沢への逆恨みが招いた連続放火の真相とは?

第4話では、連続放火事件がついに解決。犯人として逮捕されたのは、かつて木沢理(伊藤淳史)に捜査された過去を持つ男で、演じていたのは河相我聞さん。

動機は、木沢に逮捕されたことへの強い逆恨み――まさか個人的な執着心が、これほど大規模な連続犯罪に発展していたとは驚きです。

犯人はジャミング装置を使って防犯カメラ映像を妨害し、足取りを巧みに隠していましたが、SSBC強行犯係はわずかな手がかりから粘り強く追跡。

木沢の地理的プロファイリングにより拠点を特定し、伊垣修二(大森南朋)と名波凛太郎(相葉雅紀)の行動が決定打となりました。

衝撃的だったのは、最初の1件だけが別の女性による犯行だったという事実。

2件目以降は模倣による放火で、事件が複雑化していたことが浮かび上がります。

名波が感じていた“違和感”がここで回収された形でした。

さらに、SNSで木沢を中傷していた“アルベルト三世”の存在が、犯人特定の手がかりとなった点も印象的。

皮肉にもネット上の“炎上”が、事件解決の糸口となったのです。

SSBC強行犯係は、批判にも揺らぐことなく証拠を積み上げて犯人を突き止めました。

そのブレない姿勢こそが、このエピソードの核心と言えるでしょう。

配信と視聴率から見る『大追跡』の注目度|今後の展開と新たな事件に期待!

第4話では、連続放火事件がついに終結し、警視庁SSBC強行犯係のチーム力と地道な捜査の積み重ねが見事に実を結びました。

SNSで“無能集団”とまで揶揄されていた彼らでしたが、木沢理(伊藤淳史)のプロファイリング、伊垣修二(大森南朋)や名波凛太郎(相葉雅紀)たちの的確な判断力が事件を完全に解決へと導いた回となりました。

物語としてもひと区切りがつき、次回以降は新たな事件に突入することが予想されます。

これまで各話ごとに1つの事件を軸に進みながらも、チームやキャラクター同士の関係性も少しずつ深まってきており、今後はその人間ドラマの展開にも注目が集まりそうです。

配信に関しては、TVerやHuluなどでの視聴も可能で、見逃し配信から入った視聴者が回を追うごとに増加している印象。

特に「刑事ドラマ×デジタル捜査」の組み合わせに興味を持った人や、俳優陣の演技力を高く評価する声も多く、SNS上でも話題が広がっています。

視聴率も安定しており、じわじわと“隠れた本格派ドラマ”として注目を集めている『大追跡~警視庁SSBC強行犯係~』。

犯人を追うだけでなく、警察内部の人間模様やメディアとの関係といった、現代ならではのリアルな要素が随所に織り込まれている点も魅力のひとつです。

次回第5話では、どんな新たな事件が起きるのか――今後の展開にも引き続き目が離せません!

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